絶対絶命日記2008.8

白い月の魔法使いの年磁気の月8

82

 

閉店半額セールでサボテンを7鉢買う。

売れ残れば捨てられるのだろう。

 

捨てられ山積みの鉢植えの花たち。

 

でも花はどれもあとは枯れるだけ。

 

サボテンを買った。

しぶとく生き残るだけに不憫だから。

 

サボテンの花。

見てみたい。

 

白い月の魔法使いの年磁気の月16

810日。

 

これから1週間夏休み。

誰とも会う予定はなく、行くところもない。

 

狂わないこと。

 

だから走る。

走ることで浄化。

 

もう何も期待できないのだから、せめて体を整える。

心の期待は何もないのだから、体を整える。

体で心を整える。抑えるのではなく、整える。

それができることの全て。

悲しいことだが、それが全てだ。

片肺飛行。

 

いつか半分は満たされるのだろうか。

たとえ欠けたままでも、飛び続ける。

そして最後はソフトランディング。

 

ソフトランディング。それが最後の誇りだろう。

 

青い電気の嵐の年の月の月2

824日。

きついなぁ。

54歳だ。

信じられない。

何もできていない。何も手にしていない。何も手にできそうにない。

こんなことになろうとわな。

結構予想しなかったことだ。

それなりに結婚もして、子供もいて、それなりの給料ももらっていて、会社でもそれなりの地位にいて、

 

何もない。

 

17のときと同じ感じ方と考え。

くずの世界、ゴミの世界、こんなところで、しかし54年も生きてきたのだ。

それだけでも国民栄誉賞もんだろう。

疲れたぜ、

もういい。