絶体絶命日記 2007.5.1-31

 

白い月の魔法使いの年電気の月21

510

年内が勝負だ。

体調も良くないし、精神もアンバランスだ。

欝に走りそうな気配もある。

 

毎日のチェックが必要だ。体と心。チェックすることで魂も安定する。

 

見られることばかり気にしない。

見ることだ。

胸を張って背筋を伸ばし、気にしない、引きずらない。

平気な顔して好きにやる。

それくらい許される事これまでにしてきた。

 

 

白い月の魔法使いの年電気の月25

1014

 

淡々と書いていこう。

 

 

こいつしぶとい。

3年前からいつ死ぬかいつ死ぬかと見ている。

 

いつも寝ている。

つついても起きない。

 

今年の酷暑でおしまいだと思っていた。

だがしぶとく生きている。

寝ながら、生きている。

 

でも気がつくといきなり噛み付く。

しぶといのだ。

 

こいつみたいに生き延びてやる。

 

白い月の魔法使いの年自己存在の月4日。

 

 

1021

 

 

『こちら葛飾区亀有公園前派出所』

を第1巻から読んでいる。

全部で現在160巻近くあり関連本も含めると追いつくのに今年いっぱいはかかる。

 

そこそこ壮大な計画だ。

ハリー最終巻も年内いっぱいかかる。

 

どちらも見事な持続する意志の結晶。

丁寧に読んで学びたい。

 

とくに「こち亀」はマンガという媒体で毎週毎週1976年から31年、こうまで続けられるものではない。それも子供相手の毎週勝負だ。すごいなと思う。

 

こちらも子供相手だ。学ぶところはある。

学ぶ所。

それは両さんが子供だというところ。

 

すぐむきになる。真面目な場面になるとぶっ壊したくなる。堪えられない。

小さなことにこだわる。どこまでもこだわる。

楽しいことしかしない。自分のことしか考えない。

その場その場にしか目がいかない。

 

その場その場に目いっぱい力を入れる。全精力を込める。

同じ子供に限りない優しさを注ぐ。

 

無償の愛を無制限に与える。

 

 

100%子供だ。

寅さんと同じだ。

だから永遠のキャラになる。人々の憧れになる。

 

両さんに学べ。

これが年内の目標であり、何かあったときに心の中で呟く言葉だ。

 

白い月の魔法使いの年自己存在の月

1027

 

久しぶりの休み。土曜日曜連休。

朝から酒を飲みながらなつかしのフォーク&ポップスをSDカードに録音している。大した物で1GBだから平気で93曲が入った。こいつを携帯に入れ、LSDの時、聞きながら走る。

 

『こち亀』も50巻を読了。中々手に入らない巻がある。新刊を買えばいいのだが、探せば100円、200円で買える。ブックオフで探している。

 

ハリーポッター7巻は10章を終えた。

中々面白い。こんなに英文を読んだのは初めてだ。

 

要するに何か続けられるものがほしいのだ。でないと空中分解。

いい加減疲れている。

はっきりと結果の出るもの。

やってきたことが良い事だったと結果の出るもの。それがほしい。

 

みんな結果を出している。そりゃそうだ、50を過ぎれば何かしらの結果は出る。

それが俺には無いのだ。

何もしていない。何も無い。なぁ〜〜〜〜〜にも。

昔はやったモラトリアムだ。

先延ばし先延ばし。

 

息が詰まる。

めまいがする。

力が抜ける。

息苦しい。

狂いそうだ。

 

由衣。

好きだ。

心の底から。

 

本当に。

一度だけ書く。

 

白い月の魔法使いの年自己存在の月

1028日

 

17の時に、17の時に思っている純粋と誠実さを50になった時も同じように持ち続けていない限り、17の時に思っている純粋さと誠実は嘘だと思い、50になるまで自分の純粋と誠実とを封印した。

 

そして今も17の時と同じように純粋と誠実とを持ち続けている。

そしてそのために53歳にもなって、独りで、何もなしえていない。

持たなくてはならない幾つものものを持つことができなかった。

 

純粋と誠実を守るため多くのものが犠牲になり、多くのものが手に入らなかった。

いやただ単に臆病だっただけなのだが。

 

そうただ単に臆病だったのだ。

馬鹿みたいにただ単に臆病だった。

 

それにしても35年以上守ってきた。

いや、脅えてきた。

パリーンと音立てて割れてしまうのではないかと脅えてきた。

割れたところで何もなくなりはしないのに、脅えてきた。

 

壊れてしまうことで守れるものなのに、それをしなかった。

だからこんなにも守ってきたのに、何も守られてきたものは無い。

 

こんな詐欺みたいなことがあるだろうか。

 

そんな気持ちだ。

来世を待つしかないのだろう。

といってまだこんなまま、生きていかなくてはならないのだろう。

生き地獄だろう。

こんなの。

 

白い月の魔法使いの年自己存在の月14

1031

 

昨夜は時計の音が気になって眠れなかった。

チッチッチッ、という秒針の回る音だ。

結局一つは壁からおろし、もう一つの5cm四方の小さな時計と一緒に別の部屋に移した。

 

途中ウトウトした時に窓から男が入ろうとしているのに気づき、いつも布団の横においてある木刀を持って男に飛びかかった。男は2階から落ちていったが、どさっという音が聞こえず下を覗き込んだが暗くて分からなかった。というところで目が覚め強張っている体を引きずりながら急いで木刀を持って窓のところにいったが鍵がかかっていて男はいなかった。

 

あとはウトウトするたびに窓や鍵やドアが気になり、そのたびに起きて部屋の中をぐるぐる回った。

 

なんか良くない。