絶体絶命日記   2004.9.131

白いスペクトルの魔法使いの年宇宙の月18日。

9月9日。

 

明日からパンフ持ってピンポンだ。

うんざりする話だが,個人塾では当たり前の話なのだろう。

それにもうあと1年と区切られているのだからしょうがない。やりましょう。

淡々と淡々とやればいいのだ。時間はちゃんと過ぎてくれる。

 

だがいっそのことつぶれてしまうのもいい。

新しく日本語教師デビュー。

成れればの話だが。

それにだいたい10月の検定試験に受からなければ話にならない。受かっても経験なしの50歳ではまた話にならない。勤め口などないだろう。

それにさらに,外人に教えられるのか。根本問題。

相当の力がなければならないはずだ。

臨機応変の表現力。

大人の外人たちを前にしてだ。それに実際の日本語教師の仕事の全体像がまるで見えない。

授業のビデオは見たが,このビデオがまた,ほんとかよというビデオ。

早口の直説法でどんどん進んでいく。生徒の理解力もある。

1秒のよどみもなく授業は進んでいく。てきぱきてきぱき。

テレビの日本語講座と同じだ。

講師も同じだからしょうがないのか。

別のビデオは,これはまた実習生のビデオなので恥ずかしくて見てられない。

参考にはなるが,ごく日常の普通のクラス風景が見たい。

 

もしそうなったら,失業期間中に半年の実践講座にいくしかないだろう。

 

 

友達がテレビに出てた。野次馬プラスにだ。

天下りについて話していた。

本をもう3冊出しているのは知っていたが,テレビに出ているのを見るのは初めてだ。

大したもんだ。

高校の頃と変わらぬ身振り手振りで話していた。

大したもんだなぁ。

 

白いスペクトルの魔法使いの年宇宙の月19日。

9月9日。

 

ダウンタウンDX。

木村祐一最高。

立派!

立派だ!

 

巻き戻し10回。

イヤー,良かった。良かった。

ああいう,松本も浜ちゃんもいる場所で,あそこまできちんと話し切る力は尋常ではない。

 

「ええかげんにセンカイ!!!!」

といういきなりの怒鳴りの迫力,

「5分遅れて来たんですわ。」

という,引き。

「まぁ待て」

という,展開。

 

聴き所満載だった。

 

白いスペクトルの魔法使いの年宇宙の月

9月17日。

 

ピンポ〜〜ン。

こんにちは。私,永年このご近所でお世話になってます,○○○○,××と申します。今日は地域の皆様にご挨拶に回っております。それでですね,ご挨拶代わりに,この地域の小中学生のお役に立ちます,「総合学力診断テスト」をお渡ししております。

失礼ですが,小学生,中学生のお子さんはいらっしゃいますでしょうか。

何年生でしょう?

では診断テストをお渡ししたいのですが,1,2分お時間頂けないでしょうか。

 

拒否

 

それではパンフレットといっしょに入れておきますので,是非,お読みください。ありがとうございます。

 

50件ピンポンした。

60%不在。

35%拒否。

5%手渡し。

手渡しの半分にやや脈あり。

つまり1人。

 

回収の予定日も約束したが,これも現時点の脈ありだから,2,3日経てばどうなるものかわからない。

 

しかし1日2時間歩いて1件脈があるのは良い方だろう。

以前やった時は70%が不在で残りは拒否だったのだ。

 

だがこんなこと,死ぬほどいやだ。

しかし死ぬほどいやだというほどの事でもない。

 

とにかく書いたものを門の前で淡々と読み上げるのだ。

そしてワンブロック,ずらりと並んだ50件の家のピンポンを押し続けていく。

けっこうですガチャン。も気にしない。ありがとうございますと言って次だ。

1時間もすれば終わる。

1時間我慢すればいいのだ。

そうすれば後は授業。

 

そういえば今日の授業はいつもより優しかったな。

 

,火、水,木。この4日間で200件ピンポンするのだ。

9月,10月,11月,12月。淡々淡々とやっていく。

 

青い水晶の嵐の年電気の月4日。

9月23日。

 

休みの日は,1時から3時,4時は爆睡。

起きていられない。

これは何なのか。心配。

だがそのあと,トレーニングでいつも通り走れるのだから大丈夫なのだろう。

 

これ小倉優子だもんな。

大したもんだ。まったく。

 

青い水晶の嵐の年電気の月5日。

9月24日。

 

ピンポンの件。

いいアドヴァイスを受けた。

いきなりピンポンしても引かれる。

3回ほどパンフを配布したあとピンポン,その方が少しでも馴染みができているはずだから効率がいいと。

確かに。

その通りだ。

それで行こう。

 

それだとピンポンの数も減り,気が楽になる。その上効率が上がればこんないいことはない。

良かった,良かった,ということだ。

青い水晶の嵐の年電気の月12日。

9月28日。

 

1丁目,1回目配布終了。

雨と風の中,傘を差し地図を見ながら,パンフが濡れないよう気をつけ1軒1軒ポスティング。

ズボンは濡れ,地図は見にくい。

20年勤めて,50になってやることがこれだ。

まぁいい。

自分の教室だ。

困っている子を探していると思えばいいのだ。

教室ではいい事をしている。

感謝だってされている。

嘘はなく,いい事を知らせているのだ。

 

明日は無差別に配布した時に総合学力診断テストを受け取ってくれた家に回収に行く。やっていてくれたら入会の可能性は高い。

 

会社はうるさい。

この半年増員がないからだ。

何とかなってほしいものだ。

 

青い水晶の嵐の年電気の月13日。

9月30日。

 

3兄弟のうちの一番下,小2の女の子がやっていてくれた。

これを採点し診断。

来週の火曜日にまた行くことになった。

さて入るか。

 

 

そなたはいつも深刻な顔をして考え込んでいるが,考え方にも色々あるぞ。

考えは迷いと申しているのは,そなたのような場合ぞ。そなたは苦に向かい苦に勝ったつもりで,苦を楽しんでいるが,苦は曲がることぞと知らしてあろうが。

苦を作り出してはならんぞ。苦を楽しむより,楽を楽しむ心,高いぞと知らしてあろう。苦しむと曲がり,楽しむと伸びるぞ。

 

今までは悪の世でありたから,己殺して他人助けることは,この上もない天の一番の教えといたしていたが,それは悪の天の教えぞ。

己を活かし他人を活かすのが天の道。神の御心ぞ。他人殺して己助かるも悪ぞ。己殺して他人助けるも悪ぞ。神なきものにして人民生きるも悪ぞ。神ばかり大切にして人民放っておくのも悪ぞ。

神人ともにと申してあろうが。

神は人により神となり,人は神により人となる。