絶体絶命日記 2004.2.1−29 白いスペクトルの魔法使いの年共振の月21日。 2月1日。 今日は突然秩父に行った。 風雲急を告げている。 「弥栄の会。」 理想の小国家を作る。 型を作る。既に土地の確保はできている。入村を待つ,とある。 いきなり大きな話だ。 薄い冊子を出すしかなく,300人も会員はいないはずだ。 それがここに来て,大きな動きだ。 それで武州中川に行った。 だが行くだけで4時間かかる。 30キロ走ったあとの3時に出発。着いたのは7時。真っ暗だ。 田舎なので駅の近くのコンビニが開いているだけ。 村を作る方角には低い山並みが続いている。 頭上には傾いた半月。 何かを感じたかったが,何も感じない。 元々そんな感性もないからなのだが,何か感じたかったのか。 入村でも考えているのか。 ありえない。 だがこの会はこれからどうなるのだろう。 その動きのエネルギーは感じ取っていきたい。 白いスペクトルの魔法使いの年共振の月24日。 2月4日。 もう一度まとめ。 ◎日本語教師 ◎漢検 ◎日本語文章能力 ◎ペーバーバック ◎TOEIC,ヒアリング ◎P検・MOUS ◎将棋 これで行く。 行くしかない。 あとNHKのラジオ講座だ。 リスニング入門。 これを再開する。 でないとTOEICには間に合わない。 あと半年。 フル回転する。 白いスペクトルの魔法使いの年銀河の月3日。 2月8日。 あと半年で50歳だ。 17歳のとき誓った。今思っている純粋と誠実への思いは50歳になった時も同じ様に持ち続けていなければならない。 17歳の時に思うのは当たり前の事。誰もが思う。 20歳になり,大学を卒業,就職すればみんな忘れる。若い頃の熱い思いは単なる錯覚。50歳になった時も同様の思いを持っていればその時こそこの思いが本物である事が証明される。だからその時まで待つ。 何もしない。 今何かをしてもそれはみんな若さゆえの嘘になる。若さゆえの純粋と誠実など最も嘘っぽい嘘なのだ。 あれから33年が経とうとしている。 あの時と同様の思い,今もある。 馬鹿みたいに,ある。 長かった。本当に長かった。 何もしなかった。 封印した。 そしてそれを解こうとする今,もう何も残ってはいないのだ。 何もかもが擦り切れてしまった。 疲れた。 すっかり疲れてしまった。 まるで詐欺にでも会ったような気がする。 みんなどっかに行ってしまった。 一緒に戦おうと思っていた人も。 いつか思いを告げようと思っていた人も。 そりゃ33年が経ったのだ。 33年。 半端じゃないだろう。 それを耐えた。 そして耐えるだけで終わってしまった。 もういい。つかれた。 白いスペクトルの魔法使いの年銀河の月6日。 2月12日。
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