絶体絶命日記 2004.12.1-31 青い水晶の嵐の年倍音の月20日. 12月4日. 風邪が辛い.頭痛,右側頭部痛。右目が開けていられない. 夜は起きていられない.すぐに寝てしまう. 体力が落ちている. 気力もだ. とはいえ,年賀状100枚書かなければならないし,冬の講習会のお知らせも作らなければならない.で,作った. 年賀状の新春恒例十二支クイズ酉偏!のクイズも考えた.疲れる.あとは印刷だけだ.何とかなる. しかしその上,会社は新規増員,兄弟増員,既存生徒の通塾回数アップ,をどんどん言ってくる.ポスティングは風邪で予定通りいっていない.ピンポンもだ.(それでも鼻を垂らしながら,咳き込みながら配っている.) ピンポンにはやけっぱちの気力がいる.だからできていない. 既存の生徒の通塾回数アップは,元々週1回の月謝で2回,3回の子が多かったので(お金のない家庭や,6年,7年通っている生徒はその間支払いの方法が変わったりシステムが変わったりで,月々の払いが重なり払いが苦しくなったので,1回分しかとっていなかった)が,それは何とか御願いと頭を下げ,2回分の月謝にあげてもらった. 今までずいぶんサービスしてきたのだから,それ位頼むよという気も合ったが,親のほうもすぐに承知してくれた. がしかし,そんなことばかりだ. そんな事ばかりで1日が暮れる. そして帰ればそのまま寝るしかない. 目が痛い. ここまでだ. 青い水晶の嵐の年律動の月3日. 12月15日. ようやく戻った.体調がだ. まだ右目が疲れやすく,右側頭部,右顔面半分が重い.何となく痺れている. しかしまぁこんな所だろう.何もなく清々しくさっぱりと気分がいい.ことなどない.まぁこんな所でよしとしよう.良しとする. 昨日19年ぶりに大学時代の友だちとメールのやり取りをした. フランスに行っていたのだ. 2,3年で帰ってきていると思っていたが19年もいたのだ.向こうでは文学の教師をしていたという.修道院にもいたという. まだ1通目のメールなので詳しくはわからないが,大したもんだ. 19年フランスで暮らす. 大したもんだ. 体調を崩し帰ってきたのだが,今はまともな仕事がなく,困っているらしい. 映画のシナリオも書いているらしい. 大したもんだ. こっちが20年子供とかまけている間にきっとさまざまな実のある経験をしたのだろう.(いや俺だって20年この国でこの国の子供と付き合うという大仕事をして来たのだ.) 彼もたぶんぼくより,1,2歳上ぐらいで,同世代のはずだ. このままじゃ死にきれないと最後に書いてあった. まったくだ. このままじゃ死にきれない. もっときちっと仕事をしたいのだ. そう考えると出てくるのはやっぱし読解と作文だ. 感じ,考え,深く知り,表現し,伝え,共感する. 目を見張り,耳を澄まし,くんくんし,さわり,噛んでみる. そして考えを論理的に進め,想像し浮遊する時間を持つ. そんなライブ体験を読解と作文という授業で行いたいのだ. それがいつもいつも思っていてできてこなかったことだ. それを始めるのだ.始めてしまえばいい.準備だの,教材だの,教案だのといっている間に時間は過ぎていく. いいのだ.思いつきを大事する. 「今ここは暗黒の宇宙空間,地球が下に浮かんでいる.さあ,地球への最後のメールを書いてみよう.」 でもなんでもいいのだ.やってしまえばいい.途切れ途切れでもいい. いい加減でいいのだ.きちっとしようとするから二の足を踏む. とにかく「読解・作文教室」やってみる. そしてそれがきっとこの国の子供たちに今一番必要なことなのだ. 青い水晶の嵐の年律動の月6日。 12月18日。 プリショコラというアダルトサイトからメールが来た。 開いて最初の画面の「Enter」を押した。 別に当たり前の事だ。 その時登録完了の画面に変わり、ありがとうございました。28000円お振込みくださいとでた。 たしかに「Enter」ボタンに行くまでの間に規約はあった。しかし押したのは「Enter」だ。「登録」ではない。それに「登録」であればいろいろな確認事項を経てからが当然だ。それがなかった。 翌日登録完了書が来た。 プチ・ショコラにご登録ありがとうございます そしてその後、 『プチショコラ』事務局で御座います。 そしてこれが昨日、今日と続いて来ている。 うるさい。腹が立つ。 千葉市消費者センターに上の請求書を添えてどうすればいいのかを仰いだ。まだ返事はない。 以前突然アダルトからの請求書が来たが、覚えがなかったので無視したらどうともなかった。その前にも電話代に覚えのない金額があったのでNTTに電話をするとすぐに支払い拒否証明書みたいな書式を送ってき、それを返信することで新しい請求書がき、事なきをえた。 今回はとりあえずこちらがクリックしたという点で、「身に覚えのない」という、パターンからは外れる。しかし登録の手続き、順序として明らかに正当ではないのだから、詐欺として訴えることはできるはずだ。 支払い期間は3日。 その後はご登録情報を基に調査し、直接ご請求させて頂く場合も御座いますので予めご了承下さい。 あるのだから、最悪家に押しかけるということもあるのかもしれない。 消費者センターに証拠メール付きで既に送ってあるのだから何とかなるとも思うのだが、「Enter」を押してしまったあんたが悪いとなったら、困る。 28000円なんてお金はないのだ。 そうなったら逆に半年見まくったあと逃げるしかない。 青い水晶の嵐の年律動の月8日。 12月18日。 千葉市消費者センターから次の所に電話してくれと┌そちらに専門のものがいると。 ほっとする。 12月20日。 支払い期間の3日が過ぎた。今日は請求書のメールは来ていない。 おそらく3日間連続してメールを送るようにプログラムされていて、3日勝負ということなのだろう。 だが今後は金が入ってないということで、延滞料についてのメールが来るのかもしれない。そのメールとともにセンターに相談しよう。 青い水晶の嵐の年律動の月9日. 12月21日. プチショコラから登録料支払い口座の口座番号変更メールが来た. 同じ所に口座を開いているとそこから足が付くからなのだろう. センターにそのメール送り電話を入れた. 50代のおばさんが出た.無視するのが一番.ということだった. その後もメールは来ると思うが無視して構わないのかと聞くと構わないという.最終的に契約には双方の意志の確認が必要だし,確認のないまま契約が進んでもそれは有効ではない.このようなケースのため電子契約法というのがあり,守られている.問題ないとのことだった. 無視していると今度は延滞の金利をつけてのメールが来ると思うが大丈夫かと聞くと,大丈夫だと思うが,もし今後エスカレートしていって危険を感じたら警察に連絡してほしいとのことだった. 確認すると消費者センターにはそういった業者への注意や捜索ということはできないとのことだった. 証拠としてその都度メールを送っていたが,それを元としての何らかのアクションを起こすということはセンターにはできないとのことだった. 要するに何もしていないわけだ. 心配であれば今後業者からのメールは日本データ通信協会に送ってほしいと言われた. そこのHPを開いてみると,あるのは迷惑メールの対処法,Q&Aだし,結局独りで悩まずに警察か消費者センターに相談しましょうとあるので,消費者センターと同レベルなのだろう. あとは警視庁のハイテク相談室と県警の総合相談センターの電話番号を言われた.そっちで対応してくれということだった. まぁ,ほっといても大丈夫だろう. プチショコラも短期決戦で逃げ切る作戦のようだし,その後に延滞とかあった時は金額も大きくなっているはずだ.その時警察に持ち込めばいい. それに消費者センターは無視が一番といったのだからそれを信じればいい. 実際そうだとは思う.ただ最悪の時,既にこの間の登録完了通知,請求書は消費者センターに送ってあるし,そこから警察に報告されているという事実を作っておきたかったの.だから今回はここまで.後はおいといてみよう. ということでいいだろう.たぶん. 青い水晶の嵐の年律動の月19日. 12月29日. きたよなぁ. 今度は携帯だよ. 何で携帯のアドレスが分かるのか. 携帯のアドレスなんて知ってるのは友人2人だけだ. 至急払わないと家と会社に督促状を出すとあった。 これは別に問題ない. すでにこちらは消費者センターにまで話を持っていってるのだ. 要はなぜ携帯のアドレスがわかったのかということだ。 わからん. だがここでも無視だ. 青い水晶の嵐の年律動の月18日. 12月30日 また携帯にだ. 今度はほかにも未納サイトが3件あると来た.これはありえない.そしてお問い合わせのアドレスがある. これは引っかけなのだろう.これで問い合わせるとまたくるのだろう. ここも無視だ. それにしてもスマトラ沖大地震,大津波. 死亡10万人を超える可能性があるという. しかしなぜ避難警報を出すことができなかったのかがわからない. たとえ津波の速度が時速700kmを超えていたにしろ,地震発生から30分,1時間,2時間の余裕はあったのだ. アメリカにしろ日本にしろヨーロッパにせよ、どこの国にしろ衛星で津波の動きは発生からずっと追いかけていたはずだ。それなのになぜ避難警報を各国で出さなかったのか.わからない.何か意図があったのか.それとも情報が回らなかったのか.回っていても流さなかったのか. わからない. また今回の津波で動物の死体が一体もないという.やはり本能で、無意識の通路で動物は自然と繋がっているのだろう. 人間だけが孤立している. |