絶体絶命日記 2003.10.1−30

 

白いスペクトルの魔法使いの年 電気の月27日.

10月17日.

 

まただよな,また英語申し込んじゃったよ,アルク.

 

「ペーパーバックマラソン.」

 

英会話はNOVA.3ヶ月でアウト.

リスニングはヒアリングマラソン.

考えたら間7年置いて2回やっている.ともに600時間を越えなかった.

TOEICも600点止まり.

小林克也もやった.

英検2級教材.

アメリカ旅行会話教材.これなんか3種類ある.

映画で学ぶ英会話.10本以上シナリオとテープ.

 

どれもだめ.

ものにならない.

 

そこで今回はこれが最後.

話すのも,聞くのもだめ.

なら読むので.読解力からの英会話だ.

そう考えた.

 

これは小説なので,続くかもしれない.

ホームズ,フィリップ・ロス,カポーティ,ダンス・ウイズ・ウルブズ,アフリカの光,ティファニー.

 

読みから入るのだ.これまでとは違う.使う語彙も最初は1050語から,次に1500語.次に何語と,徐々に増えていくらしい.

1ヶ月に2冊.

半年で12冊.多くないかい.(-_-;)

 

だがこれで最後.

49の手習い.最後の手習い.

 

白いスペクトルの魔法使いの年 自己存在の月3日.

10月19日.

 

このごろパサージュを続けている.

誰も読まない小説.

だが今日なんか午後6時間をぶっ通しで費やした.64番だ.

子猫を殺しその死体をキャンパスに貼り付けようとする少女の話.

 

どうにも結末がやってこない.

時間がかかった.

ディスプレイの前で黒い画面をにらんでいた.

 

 

だがいったいこれは何だ.いったい俺は何をしてる?

と自問してもそれはもうこの、考えてみれば、30年間の同じ質問なのだ.

誰が読んでいるわけでもない.

何の反応もない.

だが書く.

自己治癒のため.

それしかないのだ.

むなしいリハビリ.

それがこの1ヶ月続いている.それだけ急を要しているという事だ.

やって来るものを押し返す.

そのための書くこと.

でなければもういいかげんここらで、ということなのだ.