姉歯と小嶋と民間調査機関の奴と建築屋

 

黄色い宇宙の種の年倍音の月15日

11月29日

 

耐震強度の偽造計算.

 

姉歯設計士.

小嶋不動産.

Eホームズ.

建築屋.

 

どいつもこいつもいかにも今の日本なのだ.

腹が立つ.むかつく.むかつきまくる

 

姉歯にはたかが自分が関与しているのは細かな数字であり、それをどういじろうが実際の仕事にさしさわりなど無いという想像力を完璧に欠いた、いい加減で、適当な態度が見える.

自分の建てたマンションで震度5以上の地震が起き、それで家屋が倒壊し人が死ぬ、というようなことを考える頭がそもそもないのだ.

だから不動産屋から安く上がるようにしてくれといわれれば、いいことでもしたつもりになって数字を変える.それが自分の仕事であり責任であるとでも思う.悪い事をしたとは思えない.

自分の仕事への想像力と責任を自覚することのできる設計士の自殺を見てようやく自分のしたことに気付く.そして怖いから外に出られないなどという.

これまでの何十年かの人生で、一度も自分の責任ということを考えたことのない人間の情けない顔.ぽかんとした顔.

 

見ていて虚脱感以外の何も感じることができない.

 

 

 

小嶋がまた一昔前の拝金主義の不動産屋の顔そのままだ.

目の前に積まれていく自分の金、それだけが彼のリアリティだ.

積まれていく金が増えていくことが彼にとっての善であり、それを阻止するものと戦うことが彼の正義だ.

彼のその正義感は立派で、国会の場でさえ恫喝を繰り返しこれまでの彼を支え作り上げてきた態度を隠そうとはしない.あるいはできない.

 

 

他人の生活や人生への想像力はやはり全く無く、自分の持つ権利と金を守り増やすことへの意志が彼の全てだ.

実際テレビカメラを前にして、また国会という場であることも忘れ、大声で恫喝を繰り返せる神経は既に常人のものではない.

 

また建築物の是非を最終チェックする機関に仕事を持つものは、我々は性善説に従い仕事を行うという.専門家が作ったものだから問題は無いという立場でチェックするという.

又そうでないと、短い時間で設計図をチェックすることは実際上無理だという.

 

一体彼らは仕事を何だと思っているのだろう.

彼らは社会人なのだろうか.

その前に大人なのだろうか.

 

彼らの仕事であれば、小学生でも、国語辞書がちゃんと使え文書を読むことができるのであれば、小学生でもできる.確実にできる.

小嶋に脅されたと被害者面をしているが、正しさへの責任を自己の仕事とできていない点で、小嶋より劣る.小嶋は自分の金を増やすことを自己の仕事としている点で仕事への自覚はあるのだ.

 

実際に建物を建てた建築屋.

彼らは現場で実際の形あるものを作る職人ではないのか.

 

鉄筋の数が少ない.

これじゃちょっと大きな地震でも来たらまずいんじゃないか.

現場の人間の何人かは思ったはずだ.

まずそう信じたい.それが見抜けるくらいの力はまず持っていてほしいと願う.

 

そしてそのあと、でも地震が来てこのマンションが倒れるってことはないだろうと思って、そのままに現場を立ち去った建築屋たちには、実際に現場で物を作る職人の誇りは無い.

 

作ってしまえば、建ててしまえば、仕事が終ってしまえば、関係ないのだ.

好々爺とした木村社長.晩節を無惨に汚した.

 

どいつもこいつも自分の仕事への自覚と責任.それがかけらも無い.

どうなってんだ.

 

どうなってんだよ.

若いのから、年取ってるのまで.

 

疲れるよな.

こちとら真面目にやってて、年収250万だよ.

やんなっちゃうよな.