マラソン日記  2010.6月    

  水晶の月8日

6月7日

 

 先週、整形外科、整骨院、接骨院、マッサージと行った。

2ヶ月を経って回復がやはり遅いということでだ。

 

一番いい加減だったのが、外科医だ。レントゲンを撮って、10秒ほど見て、分厚い百科事典をもってきてこれです。なかなか面倒です。といって、金がかかるから保険に入ってくれといってそれで終わった。

 

触りもしない、足は右足と見比べて30秒で見て終わりだ。レントゲンを見て、骨もアキレス腱も異常が無い。ただ、2ヶ月経って腫れが残っているのは、自律神経に問題が出ているので、完治には時間がかかる。薬で治す。だから保険に入って欲しい。高いお金を毎回請求するのは申し訳ないのでと言う。

マッサージではどうなのかと聞くと、マッサージは専門じゃないから分からないで終わり。

 

足が痛いといってるのに、触りもしないのだ。

 

それで、治療費7850円。炎症止めの薬が4500円。12350円があっという間に消えた。12350円だ。

 

 

なぜ触らないのか。触ってこそ色々なことが分かるのだ。

触ったところで分からないのだろう。実際、マッサージの効果は分からないといった。

ひどいもんだ。

あっという間に12500円が消えた。何もしていない。レントゲン代か。

保険が無いから高いのだが、たいした診察も何もしていない。

そして、百科事典に原因は不明、並べられている項目の中の打撲を見て、これでしょうねといった。

 

患者はたくさんいる。一杯だ。大体はお年寄り。

それでどんどん診察室に入っていき出てくる。電気だ。電気を10分、15分当ててどんどん出していく。あとは薬だ。大量の薬と、電気。それでどんどん回転させてゆく。わけの分からない病気には百科事典を見せて、納得させようとする。

 

まさかこんな医者ばかりではないと思うが、外科の治療とはこんなもんなのだろう。

 

 

 

といって、整骨院、接骨院も似たようなもんだった。今回以外でも整骨、接骨、鍼灸も行ったことがあったが、大体ベッド3台。患者3人を回していく。最初は電気とか、ウォーターベッド、機械、次に手技、それでベッドを移動し患者を回していく。

3

0分の治療のうち20分は電気か、機械。実際の触る時間はわずかだ。それも局部の治療ではなく、全身のほぐし、もちろん一部は全身に繋がっているのだから、痛い部分だけをいじっても意味は無い。それは分かっているが、とりあえずいつもの全身ほぐし治療をやっておけばいいだろう的な考えで、やっていく。

 

もっとちゃんとしたところもあるのだろうが、大体そんな感じだ。

 

それで最後は訪問マッサージ。

先週の日、チラシが入っていた。60分、1500円。格安だ。怪しいと思ったがチラシだけは捨てずに置いといた。最後の手段にしようと思ってた。

で、昨日呼んでみた。

 

35歳前後の男の人。目が大きくはっきりこちらを見、少し恥ずかしそうに話す。

マッサージは5年ほどで以前は会社の経営コンサルタントしていたという。別に聞いたわけではないが、そう話した。来る時に野菜を袋一杯に持ってきた。前の患者さんから貰ったと嬉しそうに言った。

 

といって別にのべらべら話すわけでもない。ただ部屋を見回して、神様が好きなんですねといった。国常立大神、素盞鳴大神、大日月地大神の札と、たまたま置いてあった日月神示の本を見て言ったのだ。神示も読んだと言う。

 

日月神示を読んだという人は初めてみた。

それで任してみようと思った。

 

実際腕はよかったと思う。つぼをきちっと押さえたし、足や手、腕を回したりひねったりするタイミングや力の入れ方もちゃんとしていた。

電気はどうかと聞くと、悪くなるのを止めるのはいいが、よくするには不十分だ。以前は私も使ったことがありましたが、よくするのは手ですと言った。

 

 

 

 

まず足の腫れを引かすことから始めますが、全身が固まってますので、それからほぐしますといった。右の背中と足が偏って硬いですといった。

実際この2ヶ月びっこ引きながら歩いていたのだから、その通りだ。

 

確かに自律神経に偏重がありますから、そのつぼを押さえときます。と言う。

 

今日は全体のバランスをとりましたので、できれば次に左足を中心に行いたいと思いますので、お時間があれば、呼んでいただければと思いますので。

 

ということで終わった。

来週の金曜日に次をお願いした。

今度は75分で3000円と言う。それでも安い。それを言うと、

 

訪問だからこの料金が可能だと言う。

店を構えるとそれでお金がかかる。自分は電気や機械は必要ないと思っている。手技で行うのが治療だと思っているので、安くできるという。

 

 

ところで今回気付いたのだが、左足のふくらはぎが右と比べると30%ほど、小さくなっている。 ふくらはぎの膨らみがなくなっている。

よく骨折してギブスを2ヶ月ほどしてはずすと、えらく細くなっていると聞くが、それと同じなのだろう。

 

7月には富士登山競争がある。出る気でいる。

もっともっと使わなくてはならない。

実際おとといまで、電車でつり皮なしで立つことができなかった。力が入らないのだ。右足一本では立てない。そこでおとといから注意して左足にも力を入れて立つようにしている。

 昨日あたりはだいぶ力が入るようになっている。

それほどに左足をかばっていたのだ。2ヶ月かばい続けていればこんなにも細くなってしまうのだろう。

これはまずい。

ここからはもっともっと、左足に意識を向け、動かすことを考えなければならない。

ということで先週は歩きを6キロ、7キロと続けているが、マッサージの人に言わせると、まずは腫れを取ることからだという。確かに。

 

痛くは無いのだ。

ただアキレス腱が伸びない。張っている。だから普通に歩けない。

アキレス腱を伸ばすようにストレッチ、普段の動きの中で腱を伸ばす動きを入れる。何とかする。気持ちを持ち直す。

闘いだ。

実際そうだ。

 

学校もサボっている。

体が悪いと気持ちが落ちていく。

ここで、持ち直す。

そう簡単には終われない。

 

水晶の月15日

6月13日

 

最悪だ。最悪の状況。一体どうなっている。

マッサージをしてもらった。抹消部分のリンパの滞りをとるということだ。

それもいいと思った。

実際骨や腱に異常がなければ神経やリンパだ。

で、やった。

2ヶ月前打った時と同じくらいに腫れ上がった。

痛みはないが、腫れまくった。その張れば足で収まらず上に上がり、ふくらはぎまでが硬くなっている。

 

マッサージの人の言うことには、骨に異常があるかもしれないという。

実際確かに、最初の整形の時、骨と腱に異常はないが、甲と足の間の部部が白く曇っていると言った。だがそれ以上は何も言わなかった。

それか。

 

とにかくもう一度レントゲンを撮ることを言われた。

その関節部分がぶつけた衝撃で骨が詰り血やリンパ液や塞き止められている。それが原因だろうと言う。

 

結局マッサージでの治療は終わった。

お役に立てなくて申し訳ない。

それで終わった。

日月神示だの神様だのでうまく行くと思っていたのだが、腫れを元に戻しただけで、終わった。

最悪だ。

 

 

 

今は痺れている。パンパンだ。

一体どうなっている?

何でこう悪い事が続く?

それほどの何か悪いことを俺はしたのか?

 

 

 

よく分からん。

月曜日はレントゲンを撮りにまた病院だ。

0に戻る。

一体また走ることができるのか。

7月はいくらなんでも富士登山競走には出られると思っていたのに。

一体どうなっているのだ。俺の人生は?

 

 

水晶の月22日

6月20日

 

整形外科に行った。

レントゲンでは異常なし。

そこでMRI。

そこで分かったこと。

4月時点でアキレス腱の3分の2が切れていたとの事。

そして今はついているが、その付きかたがすっと真っ直ぐ付いているのではなく、

盛り上がっている。

付いたばかりで、盛り上がり、硬くなり、伸縮性、柔軟性に欠けている。

それでアキレス腱が伸びず普通に歩けない。

またアキレス腱が硬く盛り上がっている分、血やリンパ液体液が滞っている。

 

それが腫れの原因だろうとの事だった。

医者に来ていれば、ギブスなり添え木なりで固定して1ヶ月治っただろうとの事だった。

 

まあ、自然治癒力、自己回復を選んだのだからこんだけ時間がかかっている。

完治はするが、あと1,2ヶ月はかかるだろうとの事だった。

アキレス腱はちゃんと繋がる、完治はする。時間はかかるが。

 

そう言われた。

ほっとした。

 

骨にも腱にも異常なし。

あとはリハビリ。

伸縮性と柔軟性。

これはリハビリで、動かすことが大事だ。

 

この1週間も腫れたり引いたりが続いている。

付いたばかりの腱で起きている事なのだ。

 

6月中に直す。

無理せず動かして、柔らかくする。

ここからが勝負だ。

いよいよ治る。

治るぞ。

 

水晶の月28日

6月27日

 

7月23日の富士登山競走。

1ヶ月を切った。

出る気でいる。

だがこのままだと無理だ。

 

足首は張ったまま。まともに伸ばせない。歩きは未だにぴょこたんぴょこたんのままだ。身体障害者だ。階段はとりあえず下りることもできるようになった。

手すりをつかみながらだが。

 

 

足の甲も腫れが引かない。昨日これまでの湿布をやめ、ピップエレキバンを張ってみた。そしたらあっという間に腫れた。

一日で腫れたり戻ったり、が続いている。

 

だが、先週からは、きちっとしたリハビリとして、足の屈伸、背伸び、アキレス腱伸ばし、足首回し、を続けている。まだ1週間もしていない。だが、屈伸も伸ばしも回しも背伸びもこれまではできなかったことだ。それをやってできるようになっているのだから、進歩ではある。

だが、まだ変化はない。腫れが引くことはあるが、また腫れる。

足の甲はその度にしわができたり消えたりする。

 

 

 

だが、腫れと言うよりもむくみなのかもしれない。

腫れとむくみとどう違うのか分からないが、3ヶ月経って、まだ腫れている、むくんでいるというのだから普通ではない。

 

 

 

富士登山にはでる。

スタートだけは切る。頂上は無理、五合目も無理。スタートして歩いて、浅間神社まで行って、参拝して、そこで石を拾って帰る。

これができればいいと思っている。

 

だがこの前の整形の先生は1,2ヶ月で完治とは言ってくれた。

リハビリと歩きを続けていけば出るだけは出れる。

だが1ヶ月はある。

もしかしたら、5合目までの勝負ができるようになるかもしれない。

そのつもりでリハビリをやっていれば、治るかもしれない。

まともな歩きぐらいは7月中にできるようになるかもれしれない。

そんな希望を持って、いる。

 

 

それで今日は午前中階段登りにチャレンジした。初めてのことだ。

脚力を少しでも戻さなくてはならない。

ンションの8階を歩いて登る。腿を上げて登る。下りはエレベータで降りる。

それを1時間。

 

 

ウインドブレーカーを着込み登る。

実に80日ぶりで汗をかきまくり、心臓もバクバク鳴った。

ハーハーいって久々の運動をした。

うれしかった。外もいい天気なのだ。

 

終わって汗かきまくりのあと腹筋。

それなりに満足感もあった。

 

体重も増えている。4kgオーバーだ。

これをまず落とさなくてはならないのだ。

これがまずは基本だ。

だから汗をかく。

食事を減らす。

 

そして午後も同じ事をもう一度やろうと思った。さらに明日も午前午後汗をかく。

それで一気に攻勢に出る。

そんな気持ちでいた。

 

午後、また同じ格好で階段行こうと思ったが、いい天気だったので、少し外に向かって速や歩きで出た。マンションの周りを回ってから階段登りのつもりでいた。

 

,3歩、歩いた。

,6歩スピードが付いて、離陸した。

走れた。

80日ぶりに走った。

歩くほどのジョッグだったが、80日ぶりだ。

 

その後40分ほど走った。

 

ただ、左足のふくらはぎに力が入らない。それでバランスが完全に崩れている。

足首はそれほどでもないが、ふくらはぎに力が入らない。

ふくらはぎの部分に肉がなく、そこが空間になっているような感じなのだ。

左足にまったく力が入らない。

これはふくらはぎにこそ問題があるのでないのか。

アキレス腱ではなく、ふくらはぎに問題が。

 

もちろんふくらはぎの筋肉量は3分の2に減っている。それが問題なのだろう。

だが、異常に硬くなっているのが気になるのだ。

骨に沿っての部分の奥が硬くしこっているのだ。

ふくらはぎの一番膨らんでいる部分も奥のほうが固い。

 

 

よう分からん。

 

今夜の10時半だが、また甲の部分が腫れてきている。

足首は張っている。

 

明日の朝どうなっているのか。

頼むから何とかなってくれ。