マラソン日記 2010.11 自己存在の月22日 11月8日 成田ハーフ。1時間55分。 まあそんなもんなのだろう。 それにしても走ってすぐに無理だとわかった。筋肉痛だ。 股関節、太もも、ひざ。筋肉痛。 3日前、2日前にスクワット、動的股関節ストレッチ。直立してからできるだけ遠くまでに足を前に投げ出す股関節ストレッチを20回×5とかをする。スクワットも新しい形のスクワット。膝を落とさず高い位置で上下を繰り返す。それほど1回1回の負荷は辛くないので、数を繰り返す。それが当日出た。 筋肉痛。 スタートして直後、足が前に出せない。出ない。 とにかく考えたことは、前半は抑えて筋肉痛に慣れるように走る。 慣れれば足は動く。動けばそこそこ走れる。 結局慣れず、足はますます重くなり、硬くなり、どんどんストライドは狭まり、ピッチも落ちる。 でなければ、ハーフで2時間近くもかからない。 でもまぁ立ち止まらずに行き着けたのだ。 アキレス腱切って、まだ完治はしていない。 だが敗因はアキレス腱ではなかった。 練習不足。走りこみ不足。 だから、これから走ればいい。 今度はつくば。 あと3週間。ここでしっかりと走る。 そして今度は3時間半。 そうすれば、来年1月の館山で、3時間15分。 3月、4月で、3時間近くまで、サブだって、見えてくれはずだ。 とりあえず、戦線復帰。 復帰したのだ。 倍音の月2日 11月16日 30kmを走った。 4月アキレス腱を切ってから最長の距離。 15kmまでは5分30秒。それ以後はどんどん落ちてきて、最終は7分。 全く足ができていない。 先週は成田のハーフ。ハーフを走った後だから、少しは足も慣れたかと思ったが、ダメ。 しかし28日がつくば。もう時間がない。せめて同じペースで走り続けたいのだが、ダメ。とにかく足ができていない。慣れていない。 あと1回30kmを走らないと28日は4時間5時間の世界になる。 今週中にもう1回走る。 走った方がアキレス腱にはいいみたい。 要するに切れてた腱がしっかりとつきすぎたのだろう。 それをほぐす。 伸ばす。だからストレッチが必要。 レースに出て、いつもより強めの負荷を与える。 30kmといういつもより大目の距離を走る。 そうする事によってほぐれる。伸びる。 そういうことなのだろう。 走った後の方が腱の張りが少なくなっているのだ。 倍音の月14日 11月28日 つくばマラソン4時間5分。 こんなものなのだろう。 4月にアキレス腱を切り自然治癒力だけで治し、復帰。 アキレス腱にまだ違和感はあるが、痛みにまでは至らず、問題はなかった。 そのかわり左ふくらはぎの付け根というか、ひざの真裏にかけて10kmあたりでピンポイントで痛くなり、かなりあせった。 どうなるかがわからなかった。このままつるのか、痙攣が始まるのか。 丁寧に丁寧にと走った。コンパクトにコンパクトにと走った。 何とか30km前で収まる。そのかわり足全体が硬く固まり立ち止まりストレッチとなり、時間をロスした。しかししょうがなかった。足棒状態で前へ進めなかった。 練習不足、その一言だ。 4月57km 5月0km 6月27km 7月136km 8月212km 9月156km 10月187km そしてこの絶対的距離不足からのあせりで、今週は一気に20km×4.で 11月は250km これで3時間30分はないだろう。 30kmではトイレでうんこ。最悪だ。この時点で投げた。 トイレをきょろきょろしながら探し、林はないか、公園にトイレはないか、仮設トイレはないかと全く集中できなかった。 30kmの給水所にトイレがあり、ここでうんこ。 トイレタイムをはずすと、3時間59分57分でサブ4. これはこれで良しとしたい。 30km以降は足も動き出し、体も軽くなり、前半と同じペース、5分30秒をカバーでき、さらに所々では4分台でも走れた。 あと5kmというところからは歯を食いしばり、顎を上げ、腕をがむしゃらに振りまくり、ラストスパートもし、ぎりぎりサブ4. ぎりぎりだ。 これはよくやったと褒めたい。競技場に入ってからは必死も必死。 全力を尽くしてのゴール。 ありがたかった。 記録は走り込みができていない以上しょうがない。 今回のこのレースもトレーニングとし、明日明後日も走り、距離を稼ぐ。 12月は成田での関東10km さらに8時間耐久マラソン。 12月も300qを走りこめれば、1月続けられる。そうなれば館山で3時間10分台も狙える。 少しは希望が見えてきた。 耐えるばかりの守りから攻めへと転換できる。それだけでも気持ちは強くなる。 そうすればほかへもいい影響が生まれ、いいことがやってくる。 まずは日本語教育能力検定試験合格。 日本語検定1級合格。 これがほしい。そしてブラッシュアップ講座の受講。 そして色んな事が動いてくれれば。悪い事ばかりが続くこともないはずだ。 そんなにいい加減に生きてはいない。悪いこともしていない。当たり前だ。 捲土重来。 一陽来復。 このままで終わったらあまりにも悲惨だろう。悲惨すぎる。 |