マラソン日記  2009.7

 7月6日。

 

左足付け根を傷めた。原因は坂道くだり。

坂道くだりはしかしやらなければならないトレーニングだ。

股関節を開く。

骨盤を開く。

体に活を入れる。

スピードをつける。

 

そのために坂道を80%以上で駆け下る。

いい坂道を見つけた。

直線で1km。

`2分30秒〜3分で走り続けることのできる道だ。

 

だが、かなり、キツイ。

1000メートルの坂を走り続けるのはきつい。

結果、左足の付け根を傷めた。

日曜は走るのを控えた。

距離を稼がなければならない大事な日曜だったのだが、休んだ。

これはかなり慎重に行わなければならない練習だと思う。

だが、これが練習の中に週に1度入れられるようになったら、ワンランクアップとなるはずだ。

 

7月20日、8時間耐久マラソン。70kmを走りたい。

 

 7月25日

 

学芸大学、8時間耐久マラソン。

ピタリ70km。

 

しかし後でガーミンを見ると、実際走っていた時間は7時間。

一時間は止まっていたのだ。

 

1周、1.349kmのコースを53周した。

 

1周ごとに回数チェックをする。個人ごとのチェック表にマジックで記入するのだ。さらに給水、給食があり、それに1回1分かかったとしても53分。

もちろん1周ごとに回数チェックをする必要はなく、5周ごととか3周ごととか各自の自由に任されているが、10周を超えると、頭がぼけてきてチェックしたかどうかがわからなくなり、結局1周ごとにチェックをせざるを得なくなる。

 

それに給水・給食を入れれば1分以上はかかり、結果、1時間が走っていない時間となるのはしょうがないのかもしれない。

 

 食事はウイダーインゼリー10個。

足りると思ったが、11時から1時の間で全部食べてしまい、その後空腹感を覚えた。空腹で走ることはできないので、早めに給食をすることにした。

 

食事は豪華だった。たいしたもんだ。

うどん、パスタ、おにぎり、アンパン、バナナ、レモン、オレンジ、飴、スイカ、スパゲティ、カキ氷、キャンディー、氷入り麦茶、各種飲み物、ふんだんにあり、続々と出てくる。

テントの後ろで火を炊いて、うどんもパスタもそこで茹で、出してくるのだ。

立派だと思う。

なかなかそこまでできないだろうし、やろうとはしないだろう。

 

確かに8時間走り続けるランナーを安全に管理しようとするならそうしたバックアプは必要だ。

絶えず、コースを主催者の人たちが交代で逆走しランナーを監察していた。

いい大会だった。

 

日が弱く、用意した防止とサングラスはほとんど使わなかった。

時々日がさっと強くなるときがあり、その時は、帽子とサングラスを使ったが、7割方なしで走った。

 

40kmから50kmにかけて体が重く足が出なくなった。`7分から8分かかった。

だがそれ以後はまた調子が戻り、5分から5分30秒で押せた。

じっと我慢していれば調子は戻る。

そう思い走り続け、事実そうなった。いい感じだ。

 

 

ラスト1周は、70`越えを狙っていたので、ややあせった。

最後の1周で残り時間が7分。

心配だったのでペースをあげ、また十分に足も堪えてくれ、逆に1分半ほど残し53周を終えた。

7時間で70km。`6分。

まあこんなものだろう。

 

 

 

6月に60キロ、7月に70km。

8月の100kmも見えてきた。

 

8月はレースはなく独り走りとなるが、いい感じで盛り上がってきた。