マラソン日記  2007.5.1-31

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スペクトルの月9

 

昨シーズンのベスト、3時間123秒。

霞ヶ浦で出した。

 

よくやったと思う。

半月は仕事で忙しく練習できず。不安を抱いたままのスタートだった。

最初の10キロで、1分半遅れた。

この遅れをどう取り返すかが問題だった。

一気に詰めていくか、それとも前半抑えて後半一か八かで追い込んでいくか。

 

`5秒ずつでいいから少しずつ遅れを取り戻していくのもいいと思ったが、たとえ5秒でも練習不足の身には応える。

それが後半に重荷となって出てくる。それが怖かった。

それで1分半の遅れはそのままにして、まずは30キロまでたどり着くことを考えた。

 

足が普通に盛ってくれるかどうかが不安だったのだ。

30km手前で足が棒になり、立ち止まってのストレッチ、とかになればそれで、12分は一気に飛んでしまう。

それでは元も子もない。

 

そっとそっと無理せず、まずは30km35kmまでたどり着く。

それをまず目標にした。

 

大体底まで何事も無く行き着けるかどうかが問題だったのだ。

 

行きつければ後は一気にすっ飛んでいく。たとえつぶれてもゴールに転がり込んでいくことはできる。

絶対止まらない。

そんな感じだ。

 

 

 

 

結局33km過ぎで勝負に出た。

両手を振り、腰をひねり、ストライドを伸ばし、呼吸を荒くし、ヒーヒーいいながら走った。

だが結局のところ、最後の落ち込みをカバーしただけの、プラスマイナス0に終わり、最初の10km1分半の遅れがそのまま残った形で終わった。

 

とはいえ、最後は必死こいて、盛り上がって、勝負かけて、最後まで勝負し続けて、走りきったという満足感はもてた。

オーケー、

 

まだまだやれる。

サブスリー。

来シーズンは、2回出してやる。