マラソン日記 12月1日〜31日。

赤い惑星の月の年 倍音の月5月17日。

12月1日。

 

15Km。 あと285Km。

 

これまで1時間を切ることのなかったコ−ス。

この前50分で走ってしまい、嘘だろ、と横に置いといた。

今日45分。

 

これはやっぱしちゃんとした記録なのだろう。

このコースでは坂が多い。

信号も多い。

坂は疲れるし、信号ではその都度止まる。

だが最近、脚ができてきたのか、それほど疲れない。

だから信号でも捕まらないかぎりは突っ走っていく。

 

そうなると10分くらいはあっという間に縮められる。

そういうことだと思う。

 

今日は雨だった。

どうしょうかと部屋の中うろうろしてたが、試合では雨だろうが雪だろうが嵐だろうが走るわけなのだから、6時半に出た。

さすがに雨は冷たく、ビチョビチョだ。

 

しかし気持ちよく走れた。

着実にこの年になって脚はパワーアップしているのだ。と思おう。

 

赤い惑星の月の年 倍音の月5月19日。

 

15Km。 あと270Km。

 

赤い惑星の月の年 倍音の月5月21日。

 

13Km。  あと257Km。

 

赤い惑星の月の年 倍音の月5月22日。

 

15Km。  あと242Km。

 

赤い惑星の月の年 倍音の月5月23日。

 

15Km。  あと227Km。

 

赤い惑星の月の年 倍音の月5月24日。

 

15Km。  あと212Km。

 

赤い惑星の月の年 倍音の月5月26日

 

12Km  あと200Km。

 

あと200Kmだ。

何とかなる。

普段はだるい。走り出すと軽くなる。

日曜は関東10マイル。すっ飛ばしてやる。どうせおじさんばかりのローカルな大会だ。

上位を狙ってやる。ひひひ。

 

赤い惑星の月の年 倍音の月5月27日。

13Km。 あと187Km。

 

赤い惑星の月の年 倍音の月5月28日。

7Km。 あと180Km。

 

赤い惑星の月の年 律動の月6月1日。

5Km。 あと175Km。

 

赤い惑星の月の年 律動の月6月3日。

25Km。 あと150Km。

関東10マイル。宗吾参堂

64分19秒。

 

5Km   20分12秒

10Km  19分37秒

 

今回のレースは納得できた。

5キロから大体同じペースで走っているオヤジ2人と競った。

一人は瀬古のように状態を真っ直ぐ伸ばし、淡々とペースを刻んでいくタイプ。

もう一人は胸を突き出して、ぐいぐい脚力で押していくタイプ。

 

2人ともぼくの前を進んでいく。

この2人について行こうと思った。

一杯一杯だったが、大きく崩れなければ、10マイル、何とかなると思った。

 

8キロ地点で、離れ始めた。

「ここでついて行かないと、ダメですね。こらえ所です。」

とマラソンの解説者がよく言うところだが、走ってる身にとってみれば、そうは簡単には行かない。

つらい、キツイ、ペースを落とそうと思っていると、スーと差があいていく。

二人の背中と2人の足に視線を固定し、淡々と走る。

両脇を開け腕を強く振り、腰をひねり、親指で地面を蹴る。

 

今回は短いのだ。1時間ちょっとで終わるレースだ。

いつもの3分の1、こらえればそれで帰れる。

 

それでも10m、20m、30m、とあいていく。

10キロ地点で、一か八かでペースを上げた。とにかくつこうと上げた。

 

着いた。

 

着くと瀬古タイプのオヤジの息がえらく上がっているのに気付いた。

かなり苦しそうなのだ。

オヤッと思うと同時に力が湧いてきた。人の弱みは我が身の力、だ。

前に出ると汗だらけの顔が見える。

よしっとそのまま前に出、ペースを下げずに行くとそのまま2人が下がっていく。

 

おお〜と思いあと5キロだ。このままいってやると思ったら、もう一人の胸を突き出すオヤジが着いてきて、いきなり前に出てあっという間に1m、3メートル、5mと開いていく

あっこりゃダメだ。

とテンションが落ちたが、もう1人に抜いておいてまた抜かれるのもみっともないので、こらえた。

 

後ろで苦しそうな息がずっとしていたが、だんだん遠ざかっていく。

だが前とも詰まらない。20mほどになっている。

 

ここまでかと思った後3キロ地点。

突然前の胸突き出しオヤジが止まって脇にどいた。

えっと思ってみてみると、シューズの紐が解け、それを急いで直している。

その横を通り過ぎた。ざまあ見ろ。

たとえその時間が10秒ほどであってみても、それほどペースに差はなく、これはラッキーだと思い、喜んで腕を振り腰をひねり、親指で地面を蹴った。

 

関東10マイルはラスト1キロが坂になっている。

登り始めた。

だが後ろからぐんぐん追い上げられた。

坂は苦手ではないが、敵は得意らしい。

あっという間に並ばれ、抜かれた。

だが坂は1度平らになる。

 

そこで一気にスパートをかけた。

フォームはバラバラになったが、また並んだ。

沿道から小学生の女の子からがんばれと声がかかった。

どっちにかかったのかわからなかったが、ぼくにかかったものと思い、歯を食いしばった。

オヤジが歯を食いしばって走る姿はあんまりカッコのいい物ではないが、構わずかけた。

ラスト200mほどはストライドも伸びピッチも上がり、フワ〜〜と風や木々や空の中に溶け込むような解放感とともにゴール。

 

とにかく2人に着いていこう、どこまでいけるか、というレースだったが、結果、本人的には熾烈なレースのあとの勝利という感じで、気持ちがよかった。

 

考えてみれば、9月、稲毛の16kmでは65分50秒。

1分30秒近く縮めている。25℃以上あったにしろ、これはうれしい事件だ。

まだまだ捨てたもんではない。

 

進化しているのだ。

進化するおじさん。

 

今日は久々に気持ちのいいレースだったのだ。

 

赤い惑星の月の年 律動の月6月5日。

5Km。 あと140Km。

 

赤い惑星の月の年 律動の月6月7日。

15Km あと125Km。

 

赤い惑星の月の年 律動の月6月10日。

30Km。 あと95Km

 

けっ、どうだ!

あと9日。

けっ、あと95Kmで9日だぜ。

 

 

赤い惑星の月の年 律動の月6月12日。

12月24日。

 

10Km。 あと85Km。

1.     Kmコース

 

1周目。  4分30秒

2周目。  4分49秒。

3周目。  4分42秒。

4周目。  4分46秒。

5周目。  4分27秒。

 

ちょっと困った。

最近同じコースなのにえらく記録が縮まっているのがヘン、ヘンと思い、しかし進化しているのだ、信号待ちをしていないからだという事で納得していたが、今日道路マップで正確に測ってみた。

 

2キロ違っていた。

これまで13キロと思っていたところが、11Km。

確かに速く走れるようになったのは、走力アップがその原因だが、いきなり10分近く早くなり、42,3分で走れるとそれが13キロとなるとあやしい。

やはり11キロというところが妥当だろう。

 

しかし以前は自転車で計ったはずなのだが、違っていたのか。

ただマップと実際も違う。

アップダウンもあるしクネクネ道もある。

 

まぁ今後は11キロとしよう。

もうひとつのコースはどう走っても70分。強烈な坂が2ヶ所あるので、15キロ。

これはいいだろう。

 

いずれにしても50分近くかかっていたコースを42,3分で走れるようになったのだから、喜んでいいことだ。                                                         

 

赤い惑星の月の年 律動の月6月14日。

12月26日。

 

Km。  あと82Km。

 

今日から。アンクルウエイトをつける1.5s×2だ。

以前つけていつのまにかやめていた。

復活させる。

距離の間違いもあり、それを修正する意味もある。

重い。

しかしいつもよりさっさと歩く。

重い。

痛い。

だが今シーズン中は着け続ける。

明日は早く起きて20Km走破。あと82Km。

何とか走る。

赤い惑星の月の年 律動の月6月15日。

12月27日。

 

25Km。 あと57Km。

 

昭和の森、冬休みとなるとあちこちから陸上部員が練習にくる。

成田、幕張、稲毛、前橋育英、千葉黎明、生浜、東海大浦安、君津、

他にも広場中うじゃうじゃ高校生が走っている。

 

その中に2,3校中学生もいた。

 

最初は高校生に紛れて走っていたが、さすがに5分ともたない。

そこで中学生に紛れて走ると、何とかついていける。

坂道などはけっこう離せる。

いつも1人だからハッハッいう中で走るのは楽しい。

 

ナンジャこのおっさんというところだろうが、お互い目いっぱいで走ってるから文句も言えない。

それにもともとこっちのホームグラウンドだ。

 

さすがに今はぐったりだ。

アンクルパアーもつけている。

鉛板なので1日着けてると足首が皮膚的に痛くなる。そこで足首用のサポーターをダイソーで買い、それを2枚重ねたうえで着けている。

こんな細やかさが脚力アップにつながるのだ。

 

あと57キロ。

 

赤い惑星の月の年 律動の月6月18日。

12月30日。

 

20Km。 あと37Km。

 

大晦日37Kmかよ!