引っ越しをしました。 ワンル−ムから もうちょっと広いところへ。 これで引っ越しは３回目になります。 最初の引っ越しは 小学校３年のとき、父親が一戸建てを買ったので、 神奈川県三浦市から 隣の横須賀市に引っ越しました。 引っ越しとは、単に物理的に物が移動するだけでなく、物が移動することで 引っ越しした人間の心も 京浜急行の快速特急のように揺れるのです。 京浜急行を利用していない人には解らないので、言い方を変えると、 冬の日本海に出ていく佐渡汽船みたいに揺れるのよ。 ここで 佐渡汽船に乗ったことがない人のために言いますと、舗装されてない 道路を４輪駆動車が時速２０キロで走るぐらい揺れるのだ。 それでも ４ＷＤ（４輪駆動車）を乗ったことがないひとへ・・・ この場合 普通乗用車でも可。 でも いまどき 舗装されていないどうろなんて あるのだろうか。 心配なので さらに他の言い方を探してみました。 テイスティングするときのグラスの中のワインみたいに・・・ ああ もうどうでもいいや とにかく 揺れるの。つまりスィング。 そういうこと。 最初の引っ越しのときは 小学校だったので 転校という付録があった。 まだ見ぬ友達、不安と期待と不安と不安と不安と そして不安が交差して どう交差するのか解らないけど とにかく交差して はじめて 新しい 教室に入って自己紹介するとき もうしどろもどろだった。 あたまの中が 真っ白になったまま、僕は言われた席についた。 引っ越すと言うことが こういうことなのだと理解するのに、そう時間は いらなかった。 そうこうしている内に いつのまにか友達はできていた。 いじめてくれる子も 自分の意志とは関わらず いたのだった。 それでも 大部分は いい友達に恵まれた。 断っておきますが、僕はいじめられっこでありません。 ほんとうです。（＾＾； ほんとにほんとうです。 ほんとにほんとにほんとに、ほんとうです・・・。 ２回目は かなり後になって。 社会人になって 父親も定年になってからなので、今更という気もあったが 家をでることにした。 と言っても 車で３０分くらいのところだから、笑ってしまう距離だ。 といいつつ、無理に笑わなくてもいい。 実家にいれば家賃はいらないし、経済的でいいのに、アパ−ト借りて １人で住むなんて 贅沢だと言った人がいた。 それでも、１人になってみたかった。そう言う年は とうに過ぎている にもかかわらず。 親に飯を作ってもらって 掃除をしてある家、これでいいのだろうかと 考える。でもそれで いいのかもしれない。 別にいけないってわけではないだろうけど。。。 その分 親の面倒を見てる人もいるから、一概に家にいるからどうの、 独立してるからどうのとは言えないと思うけど、周りの人は けっこう 親と同居してる人は甘えだと思ってる人とか、また 別に親と一緒に住んで いないと 親をほったらかしにして わがままな奴とか言う人がいた。 こんな言葉に振り回されている人はけっこう 多いのではなかろうか。 結局 表面的な部分しか見ていないだろうし、見えない場合が多いはずだ。 かなり 親密なつきあいをしていたとしても、他人様の家庭、解らないと 言った方が正しいと思うのに。 そして３回目、今回の引っ越しも、結局実家から ３０分から４０分と ほんの少し遠くなっただけで、それも 生まれた場所、最初の住まいの 三浦市に近づいてしまった。 で、前のところには ３年くらいしかいなかったのに、前の住んでいた 最寄り駅を通過するとき、先週までは この駅で降りたのに、となぜだか 少し 寂しさがある。 自分の住んでいるいる所をずっと変わらない人、もっと良いところにに 住みたいと思ったことありませんか？ そんなところは、きっと ない と思いますよ。 住めば、都（みやこ） 良いこともあれば 悪いこともあるだろうし。 住んでるところが 一番 そう 思うことのしよう・・・。 思い出は、草や木のように 根をはるものだとは思わなかった。 なんか まだ１週間しか経っていないので 落ち着かない。 ネタ、煮詰めるどころか、何を書いていいのかもわからないので、こんな 日記のようなことを書いてしまいました。 たぶん、書き込みする部屋から見えるものが少し変わったけど、書き込み する内容は変わらない、、、こんな 調子で だらだら と続く のであった。 ２００１．０６．２８ あいも変わらず 横須賀市・クロベ |