【元気をだして】



 ♪涙など見せない強気なあなたを〜
    そんなに悲しませた人は だれじゃぁ〜
     泣く子はいねぇがぁ−−−
     ・・・・・・・・・・・(^^; 
  『竹内まりあの「元気をだして」 からと 秋田のなまはげの組み合わせ』

  好きだった人を忘れるにはどうしたらいいか。
  一度気づいてしまった心を 気づかなかったことにするというのは、一度食べた
 ものを、食べなかったことにするより難しい。一度この味を知ってしまったら・・
 また、食べてみたくなることはよくあることでお酒の場合、これをアルコ−ル中毒
 といい、止めるには大変な努力がいるようです。

  好きで好きでどうしようもない人と別れることになってしまったら、ショックで
 なにも手につかず、毎日泣いて暮らす人もいるでしょう。その人の好きだった度合
 いが深ければ深いほど、思い出があればあるほど、忘れられなくなて苦しい思いの
 中で生活していくでしょう。その苦しみからどうやったら逃れられるのか、どうし
 たら一日も早く忘れることができるのか考えてみたが、結局 無理というか、無駄
 でした。

  忘れようと思えば思うほど、その人のことを考えている自分に気がついたからで
 す。つまり寝ようと思えば思うほど、寝ようと思うということが起きているから
 「寝ようと思う」ことが考えられるわけで 真の目的 寝るということは、意識、
 寝ようと思う意識を消すことなのだから何も考えなければすぐに寝られるのです。
 何も考えないというのも難しいから、呼吸を静かに整えるとか、目を閉じて楽しい
 ことをイメ−ジしてみるとか。。。

  じゃあ ず−−−っと この苦しみから逃れられないのかというと、そうでもな
 くて、どんなに苦しくて悲しくても 1週間も何も食べずにはいられないし、何年
 も無職、無収入でもいられないだろうし、達磨のように座禅している訳でもないだ
 ろうし だから、その苦しい中で何かをしている訳だから、その何かに少しずつ
 集中していってみて下さい。ほんとうに少しづつだろうけど、それしか方法という
 か何も言うことはありません。

  その苦しい中で何かをやってる自分を自分でどう思いますか。苦しいから悲しい
 から何もする気がしなからやらない自分を他人がどう見ていると思いますか。あな
 たなら いつまでも歩き出そうとしない人をみてどう思いますか。かわいそうだか
 ら それも仕方ないと思いますか。

  朝寝起きの悪い人も お昼頃になれば目は爽快になっていて、夕方頃には絶好調
 夜にはギンギンになっている人もいます。だから 朝が弱い気もしますが。
 始まりが 機関車のようにゆっくりな人も ジェット機みたいにすぐ何かを始めら
 れる人も、その人のタイミングで始めればいいわけですが、必ずまた好調、快調機
 が訪れます。だから気持ちが動かなくても体を動かせば 気持ちもすこしづつ動い
 てくるんですよ。

  忘れられないから 苦しいとおもってるかもしれませんが、ほんとうは忘れたく
 ないのじゃ ああ−−りませんか?。ぜぇ−−−ったい 忘れたくなくても時間と
 共に記憶が薄れていくのは決して悲しいことではありません。嬉しいことでもない
 かもしれません、どっちなんだ・・・・と聞かれても わかりません・・・・・。
 人間って そういうもんなんです。と思います。のような気がします。

  うれしかったことが あなただったように 悲しいとか苦しいとか思うのもあな
 た自身なんだから、うれしい時だけ受け取って 苦しいところだけいらないなんて
 あまりにも あなたがかわいそうではありませんか。
  両方の感情が たとえあなたを苦しめたとしても 両方の感情を持つあなたを
 あなたが 受け止めてあげてください。

  たとえば、真っ白な靴をはいて 横浜ランドマ−クに行ったとします。たまたま
 雨が降ってきてその靴が濡れたとします。そして汚れてしまったとします。あなた
 は その靴が前から欲しくかったお気に入りに靴だから 汚れが気になって仕方が
 ありません。汚れた靴ばっかり見ています。そうすると、前が見えないから電車に
 乗ることも、JR桜木町駅からランドマ−クへ行く動く歩道に乗ることもままなら
 ないことでしょう。靴は汚れても、歩くことができるのを理解できれば、また
 ランドマ−クには もっと気にいる靴があることが解っていれば、ランドマ−クへ
 到着できることでしょう。
 (注) ランドマ−クとは 横浜港未来地区にあるばかでかいビルのことである。

  まあ 靴じゃなくて 白いセ−タ−に染みが付いてるって話でもよかったんだけ
 ど、高価な着物に染みでもよかった話ですが、つまり 目的地へ行くことが、靴の
 汚れということ感心がとらわれたため どこへもいけなくなるという おはなし。
 安易じゃ。 安易な話かもしんないけど、。。。 それにしても安易じゃ。

  人の心って まるで ごきぶりホイホイみたいだ。いったん入ったら出てこれな
 いように いったん知ったら忘れ事はできない・・・。多少はちがうかもしんない
 けど(^^; かなりか(^^; まっ それはそれでいいかも。。。


                         2000.12.14 北久里浜クロベ