SORRY, Japanese only

ヨーロッパ旅行日記



7月23日(出発の日)

飛行機が2時間遅れる。

<ドイツ着 フランクフルト>

ドイツは英語が使える人が多い。
親切なおじさんが、間違った道を教えてくれる。(笑)

晩飯、鳥のもも、ビールで、25.3マルク。
交通費は、4.2マルク。

7月24日

博物館は面白かった。
フランクフルトのギャラリーは日曜日休み。
現代美術館は面白かった。
ビールは日本より飲みやすいように感じた。
これが都会か?と言うほど、人通りは少なく車も走っていない。
ドイツのミネラルウォーターはまずい。
(カルシウム分が多いからだろうか?448mgも入っている)

昼飯20.2マルク、晩飯、23.8マルク、水、2マルク、地下鉄(U-Bahn)、6.6マルク、たくさんパンを食べる。

7月25日

フランクフルトからリューデスハイムへ。
行き先の違うICE(ヨーロッパの新幹線)に乗ってカッセルに行ってしまった。
宿は三人で113マルク。(田舎に行くにつれて、安く、設備も良くなっていく)
町を巡る。
帰って来ると、宿のドアが開かなくなっていた。近所のおばさんに来てもらって開けてもらう。ただ単に開け方を知らなかっただけだった。
ドイツの水のまずさにもなれて来たが、ここに来てお腹を壊す。

7月26日

ライン川下りをした。
ライン川沿いの町コブレンツ。
やっとドイツらしい町を見つけた。
スーパーマーケットを見つける。
日本でもお馴染みのミネラルウォーターを見つけて、ようやっとほっとする。
水が合わないことはとても辛い。
宿は一人25マルクですむ。(ただ蚤がいるとのこと、幸い刺されなかった)
すごく落ち着いた町でとても良かった。

7月27日

コブレンツからケルンへ。
ケルンの大聖堂は、圧倒された。
美術館も大きい。
ドイツの作家、アンゼルム・キーファーを見た。
BT(美術専門誌)に出てくる作家がめじろ押しだった。
昼食、血のソーセージは味のないレバーペーストのようだった。
今日は飲み過ぎて薬を飲んだ。
明日からいよいよ一人。
ルクセンブルグへ。

7月28日

コブレンツからルクセンブルグへ。
列車で国境を越え、ルクセンブルグに入ったところで通り雨にあう。
都会は、やはり緊張感があった。
ツーリスト・インフォメーションでホテルを紹介してもらう。
ホテルの主人はイタリア人。
とても陽気で楽しい人だ。
幾らか知っている日本語を連発してくれた。
一人になって不安だっただけに、これはとても嬉しかった。
町をひととおり歩いた後、ホテルの主人にイタリア語で挨拶を言うと、とても喜んで抱きしめてくれた。

7月29日

ルクセンブルグを立つ。
本屋で携帯用のフランス語の辞書を買う。
店番の女の子はとても親切に辞書を選んでくれた。

フランスへ入り、パリ行きの列車に乗り換える。
パリは良い所だ。油断がならない所もあるが、人情もある。
東京よりも全然良い。
日本人が経営しているホテルに止まる。
最初にポンピドゥーセンターへ行く。
ここでドイツの芸術家ヨーゼフ・ボイスの回顧展を見る。
(この偶然は、自分の歩む道をとても大きく変えてしまった。この時はそんなこと思っても見なかったけど。)
ボイスのドローイングを必死に模写しているおじさんがいた。
パリの文化に対する意識の高さに衝撃を受けた。
その日、凱旋門までシャンゼリゼ通りを歩いてみる。大変疲れた。