明治後半の地形図を見ると、正規の稲荷坂ルートとは別に、現在の国道16号線の道筋と酷似したルートが点線で表記されている。ぎりぎりまで山を詰め、九十九折りで山の上まで駆け上がるルートだ。
もはやその道は残っていないと思っていたが、今回少し調べてみたら、国道十六号線のピーク付近に、年代物の石壁で補強された道があることがわかった。
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![]() | 国道十六号線のピークよりやや東南に分岐点がある。かなり年代物の建造物の土台跡もあった。 |
![]() | 問題の石壁。光線の具合で写真は少々失敗してしまった。しかしここが旧道であることを示すのには十分だ。 |
![]() | 峠路は九十九折りを繰り返している。勾配は緩い。路面は落ち葉が何層にも積み重なってふかふかだ。 |
![]() | 峠に到着。上に行くに従って木々が伐採された跡がある。峠は高原状で何もない。峠の部分を平地にするために重機がうごめいていた跡もあった。数年後にはこの道もなくなり、立派な家々が立ち並んでいるのかもしれない。 |
![]() | 下る途中で見付けた年代物の石段。この峠路は、九十九折りの道と石段が併存していたようだ。 |