988.読者の声



 980号では、「住基ネット反対の矛盾」に関する小生の各紙社
説収集結果を掲載して戴き有り難う御座いました。
 
 補足として、住基ネット担当省庁の総務省のホームページに住基
ネット特集がありました。大変理路整然とした特集です。先日紹介
しました読売新聞社説、世界日報論説の土台となるものです。
御参考までに。 
http://www.soumu.go.jp/c-gyousei/daityo/index.html
 
さて、質問は、住基ネットの安全性に関してです。住基ネット反対
論者の反対意見の一つは、住基ネットの安全性を問題視し、情報漏
洩を危惧してをります。ハッカーによる侵犯も危惧してゐるやうで
す。先日のニュースステーションでは、住基ネットとインターネッ
トを故意に同一のシステムのやうに装い、ハッカーから容易に狙は
れることを主張してゐました。
 つまり、住基ネットは、情報開放型のインターネットではなく、
情報閉鎖型のLAN(Local Area Network)なのではないでせう
か。よく存じませんが、LANであれば、その安全性は銀行のATMの
オンラインシステムと同様ではありませんか。また、今まで各自治
体ごとのLANにこの情報が入つてゐたので、それを全国的に統一
するだけで、安全性についてはこれまでと、これからと状況はさほ
ど変はらないのではないでせうか。住基ネットになつて安全性が失
はれると考へる人は、住基ネットがインターネットと考へてゐるか
らでせう。櫻井よしこ氏らの反対論者は、IT社会(電子国家・e
JAPAN構想・小渕内閣施政方針演説)には反対しないのに、
これだけに反対するのは可笑しいです。櫻井よしこ氏の反対運動は
、左翼と共に運動をしてゐるため滑稽です。
 また、インターネットでは容易にハッカーから狙はれることが分
かりますが、LANではどうなのでせうか。LANのハッカー等による防
御の安全性は如何なものなのでせうか。
 
御回答願ひます。
 
御参考までに、下記は知人の所見です。
 我が民族派の陣営にも、櫻井よしこさんが反対を表明したところ
から、彼女に同調する動きがあります。7月21日のフジテレビ報
道2001の番組での片山総務相の姿勢は実に立派でした。それに
反し、櫻井よしこさんの姿勢は、この問題に関してだけは、共産党
や社民党、革新無所属の姿勢とまつたく同じであつた。

 彼女ら反対派は、住基ネットがインターネットだと思つてゐるや
うだ。これはLANだといふことがわかつてゐない。今までは各自
治体ごとのLANにこの情報が入つてゐた。したがつて、安全性に
ついてはこれまでと、これからと状況が何も変わらない。ネットに
なつて安全性が失はれると考へる人は、住基ネットがインターネッ
トと考へてゐるからだ。

 個人情報保護法を、自分が死に物狂ひになつて流産させてゐて、
「この法律がないから、住基ネットを施行すべきでない」といふの
は、自分が消火栓を壊したあとで、「消火栓がつかへないから火を
つなふな」と言つてゐるのと同じことだ。

 平素、行革を叫び続けてゐる彼女が、行革の目玉である住基ネッ
トに反対する理由がよくわからない。電子化をすすめることによつ
て、彼女が平素糾弾してゐる公共工事の効率化、すなわち予算の縮
減もできるのです。

 杉並の山田区長、横浜の中田市長の反対は、背番号をつけること
自体に反対なのだ。1992年ころ、新樹会の故末次一郎氏と旧ソ
連東欧を旅行されたとき、共産主義下で国民に背番号がつけられ、
それを秘密警察が管理してゐたことから、反対してをられる旨、
山田区長は述べてをられる。
したがつて、いかに安全性が確保されても両名は反対されるでせう。

 したがつて、問題はこれから始まる住基ネットの安全性の問題で
はなく、「行政効率向上の必要性」をとるか、「将来日本が北鮮か
中共の支配下に入つて背番号管理が悪用されたときの危険性を今か
ら回避する」をとるかに集約されます。

 櫻井よしこさん、問題点をそらしてはなりませんよ。
図越拝
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国際戦略コラム御中
件名:いじめについて

>もし私が学校などで不当にひどい集団イジメを受けていたとしま
>す。ある程度は我慢するかもしれませんが、それでも限界という
>ものがあります。切れてイジメの軍団と一戦交えてやろうと思い
>ます。たとえ負けるとわかっていても、やられっぱなしというの
>はもっと屈辱です。私はあの時代の価値観で考えるのは、「とに
>かく戦争はいけない」などという現代的なサヨクの常套文句的視
>点からではなく、このケンカの心理の方が、まだ近かったのでは
>ないかと思います。
 
>ところがサヨクの人たちは、「とにかく戦争がいけなかったんだ
>」としか言いません。
 
イジメの心理はやる方の側は異質なものに対する排除の論理であり
,抵抗されないとますます増長して,イジメがエスカレートします。
イジメを受ける側は原因がわからず,また多勢に対して一人で立ち
向かわなくてはならず,周りに相談もできないので,悪循環に陥り
ます。
 
ダウンタウンの松本人志さんは,こう言っています。
「授業中に先生の居る前でいじめっ子を叩いたたっら良いんですよ
。おかしいと思われても良いじゃないですか。いじめっ子も先生の
居る前では何もしないでしょうから。」
 
もちろん日本は法治国家ですから私刑・復讐は禁じられています。
しかし,いじめられているのに何も抵抗しないというのは精神衛生
上も良くありません。法を犯していると分かりつつ,復讐をすべき
です。座して死を待つことは無いと思います。
 
>イジメの軍団と一戦交えてやろうと思います。たとえ負けるとわ
>かっていても、やられっぱなしというのはもっと屈辱です。
乾坤一擲(けんこんいってき),負けると分かっていても戦わざるを
得ないことがあるのです。
戦うことを忘れた人間は堕落します。
半世紀前,我々の先人は確かに戦った,そういう歴史を持っている
のです。結果は負けましたが,それでもその戦いがすべて悪いとは
思いません。過去の日本人の英知は戦勝国側によって塗り潰された
が,歴史の見直しはすでにあちこちで始まっています。
 
恵谷 恒一 大学院生
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件名:No.975について  
上記N0.の記事は興味深く、現地の日本人にも読ませたいと思いま
すが、出所を記述の上、日本人会の解放に載せることに、なにか不
都合がありますかどうかお知らせください。Thanks.

NZの隠居:正畑浩之
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(Tより)
国際戦略コラムは転載自由ですが、国際戦略コラムよりという記述
をお願いします。
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国際戦略コラムさま

いつも、MMの購読会員として、利用させて頂いております。
今回は、突然で恐縮ですが、当方の主宰・副島隆彦の講演会のご案
内を、ぜひ、国際戦略コラムあるいはML、MMなどで紹介してい
ただきたく、メール差し上げました。

来る8月31日に、池袋の大型書店「リブロ」のホール内で、副島隆彦
の新刊出版記念講演会を行います。紹介していただく際には、メー
ルアドレスと電話番号と、5W1H以外は、自由にコピペして頂い
て構いません。お手数ですが、宜しくご検討下さい。

(貼りつけ開始)

来る、8月31日(土)の午後7時半から、池袋の西武百貨店に隣接す
る、大型書籍店「リブロ」池袋店の主催で、副島隆彦講演会を行い
ます。副島隆彦の学問道場(http://soejima.to/)サイトで前売り
の受付けも開始しましたので、奮ってお申し込みください。

(転載始め)

副島隆彦講演会のお知らせ

ところ:池袋リブロ ホール(イルムス館8F コミュニティカレ
ッジ3、4番教室)

※JR池袋駅下車 西武池袋線の改札口よりの地下1階の入り口から
、西武百貨店に入場、右側の通路を抜けて雑誌などの売り場がある
ところをイルムス館といいます

時間:8月31日(土)午後7:30開演〜9:00

入場料は1000円(税別)です。

チケットは、 SNSI・副島隆彦事務所(電話:042-526-2691)
メール:webmaster@snsi-j.orgで前売り受付です。(問い合わせも
同様)

※誠に勝手ながら、講演会の申込みキャンセルは出来ません

お申込みの方は、お手数ですが、メールの場合には以下の内容を書
き込んでください。
フォームは、以下の書式をコピー&ペイストしてお使い下さい。

(フォーム開始)

<お申込み方法>

件名:【講演会申込み】●●●●(お名前)

本文
副島隆彦講演会(2002.08.31)の前売りを申し込みます。

ご氏名(会員の方は会員番号):
ご住所:
お電話:
メールアドレス:

アンケート
1 「講演会の申込み案内をどこで知りましたか?」

 a 副島隆彦の「学問道場」サイト   b インターネットの掲示板
など(掲示板名:      ) c リブロ店内の案内 d 知人か
ら   e そのほか

2 「副島隆彦の学問道場サイト」を貴方は、どのくらいの頻度で
見ますか?

a 毎日 b 週に2、3回 c 2週間に一回 d 月に2、3度 
e 殆ど見ない f 存在を知らなかった

3 副島隆彦の今後の執筆活動に期待することを何でも自由にどう
ぞ。

(                            )

★有難うございました。確認のメール(前売り券)をメールにて
返信しますので宜しくお願いします。

(フォーム終わり)

電話でのお申し込みの場合も、同じ内容を伺いますので、ご了承
ください。
(転載貼り付け終わり)

さて、今回の講演会は、副島隆彦の主著である、『属国・日本論』
(五月書房)の続編として、8月12日に満を持して発売される、
『属国・日本論を超えて』(同)の刊行記念講演会として開催され
ます。五月書房は、あのシュペングラーの『西洋の没落』の翻訳権
をもっている由緒ある出版社です。

 講演のテーマですが、『属国・日本論』ブランドの創始者である
、副島隆彦だけが知っているインテリジェンス(価値のある情報)
の数々。例えば、日本国内の最高度の政治情報、世界覇権国・アメ
リカの現在の国内の政界情報や、リセッションを迎え、いよいよ
景気後退の景色が明白になってきた、米国経済の行方、などについ
てお話する予定です。

 副島隆彦の「今日のぼやき」をお読み頂いている方には既におな
じみの、「ぼやき節」も存分にお楽しみ頂ける講演会になると思い
ますのでご期待下さい。

 副島隆彦の出版予定としましては、この『属国・日本論を超えて
』に合前後して、以前、かねてから復刊リクエストを多数頂いてお
りました、『政治を哲学する本』(総合法令 刊)が、『日本の秘
密』などでおなじみの、弓立社から復刊されます。
さらに、これからもまだまだ、予定の話ですが、「エコノグローバ
リスト」シリーズの最新刊など、多数出版予定が控えております。

 これからは、日本の言論界は、旧態依然の左翼人士はともかくと
して、米国の同時多発テロ発生以降の対応で明らかになった、漫画
家・小林よしのり氏が言うところの「ポチ保守」と「非ポチ保守」
の論戦がますます盛んになることと、思います。その中で、日本人
として、本当に知っておくべき情報とは何なのかというニーズも高
まるでしょう。

 今現在も30代のサラリーマンの間では、口コミで副島の名前が囁
かれて、じわじわと名前が浸透してきている売れて状況です。その
勢いに乗って、副島隆彦は、ペンを走らせつづけます。どうか、
ご期待下さい。
SNSI・副島隆彦事務所 拝


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