月曜日有料版1章途中までをお送りします。 高市首相が台湾有事は「存立危機事態」と発言したことになってい るが、米国は日本をサポートしなかった。ということで、本当に台 湾有事にどう対応するのかを検討しよう。 津田より 1.日本の状況 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 21.3兆円の補正予算が決定したことで、円安が進みドル円は157円台 になり、ユーロ円は182円台になているが、10年国債金利は1.811%に 上昇し、30年国債金利は3.4%で25年ぶりの高水準、40年国債金利3.6 %と軒並み大きく上昇している。 この状況のために、財務省は、補正予算に必要な国債11.6兆円を長 期国債ではなく短期債6ケ月ー5年債で調達するようである。5年国債金 利1.321%であり、3年国債金利1.102%である。しかし、短期国債の発 行量が増えると金利は上昇することになり、その影響で10年国債金 利も上昇することが予想できる。10年国債金利は2%以上になると思 われる。 来年度予算時には、国債費を金利3%程度に見込む必要になる。10兆 円の予算増になる。国債の発行量も増えることになり、国債金利の 上昇は止まらない危険性がある。とうとう、心配していたことが始 まる可能性が出てきた。 このため、予算削減にも取り組む必要になっている。ということで 日本版の「政府効率化省(DOGE)」である。政府の歳出の内、補助 金や租税特別措置(租特)に加えて基金も点検するという。しかし 、数年掛かることになり、早期の予算削減にはならない。 どちらにしても、インフレは加速し、インフレ税の時代になったよ うである。銀行預金はインフレ税を取られることになる。インフレ で預金の実質価値は大きく目減りする。 そして、11月の東京物価2.8%上昇になっている。この状況を見て 麻生太郎副総裁も21.6兆円補正予算を「やりすぎなんじゃないか」 と語った。今は支持率が高いのでまだ不満が出ていないが、インフ レが持続すると国民も我慢できなくなるとみる。 高市氏の台湾有事は「存立危機事態」との発言で、24日に米中首脳 が電話会談を行い、トランプ氏は台湾問題の重要性を理解している と述べた。 そして、25日、高市首相はトランプ氏と電話会談したが、トランプ 氏は中国を刺激しないようにと忠告したという。トランプ氏は、中 国と問題を起こしたくないようであり、日本も発言に注意する必要 があるということだ。 中国も不動産バブル崩壊で景気後退になり、富裕層は資金と一緒に 海外に流出している。この多くが日本に来ている。このため、日本 の不動産価格が高騰しているともいう。 中国としては、富裕層の流出を止めるために、日本への旅行や留学 を自粛しろという。このため、日本と中国を結ぶ12航空路線で全便 欠航とした。文化交流も中止であり、上海では日本人歌手・大槻マ キさんが歌唱中、中国政府による「日本アーティストの演出は全面 禁止」の指示により突如照明が落とされ、マイクを奪った。 反日を前面に出して、しかし、庶民の反日デモは禁止している。反 日デモは、景気後退で不満がたまる中国の庶民が反政府デモに転化 する可能性があるからだ。 しかし、米国が国内混乱したら、中国は台湾武力統一を行う可能性 がある。この時、米軍が出てこないことになる。 以後は有料版を見てください。 0.米国の状況と世界情勢 1.日本の状況 2.ウクライナ戦争