福島原発の突き付け 耳朶に残る40年前の「原発反対」のシュプレヒコール。これから、 自然エネルギーの生かし方が、真剣に意識される時に来たのですね。 しかし、どんな表現方法で為政者に伝えたらよいのでしょうか。 インフラ関連の産業界に為政者を通じて国民の意思は通せるのでし ょうか、利権の計算に長けた官僚、政治屋は「国民の為に」を連呼 しながら、国民の思いとは別な方へ向かうのですから。 大學の「政治学部」存在価値は有りやなしや、東大のあの先生は今 は美術評論家ですから、移り身早いのが東大教授か。 いやこんなことを言うと、次の鷹揚の会には参加は差し止め禁止？ いや、文学の多様性、普遍と流行を改めて、文学の時間と内容を暫 し考える機会にと、参加します。 タカの会の会員でもある小生、浅知恵ですが「文学の日本発、グロ ーバリズムは可能か？」です、英国で文学者として評価を高めつつ ある某イシグロの例もあるにはあるのですが。 マリオ・バルガス・ジョサの「嘘から出たまこと」を読みながら、 夢想しています。 岩村様の耳にはあのシュプレ ヒコールは残ってませんか、この時間は我々にとり、何でしょうか 、生殖の使命も終えて、もう良いか「バカな考え、休むに似たり」 ですかね。 5月には鹿児島で新幹線開通記念して70名の22日同級会、東京銀座で は高校の東京支部16日同級会、日本の現在の学校制度の小中高を振 り返り、秀才劣等生を暫し振り返り良い機会ですから両方とも参加 します。時空を弄んではバチが当るかもしれませんが。 しかし、次世代に向けて、ドイツ、ゲルマン民族は太陽発電の普及 に励み始めたようです。日本の学者の動きはマスタべーション的で すね、東工大で発明したとロボット技術が今回の罹災地に活躍する ロボットは多くはアメリカ製、速ければよいと言うのではないので すが、産学協同を遅らせているのは原因は何処に。 長くなりました。自分の言葉でしか語れない、不肖浅山からでした。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 浅山様 何か書き出すと、怒鳴りたくなる。福島原発の突き付けを受けて以 来、そんな衝動に駆られています。 今日（4月22日）の朝日夕刊4版2面に、パッとしない扱いで2段の見 出しが下の方に立っています。 「福島事故、多くの共通点」農水副大臣、チェルノブイリ会議 という記事です。 チェルノブイリ原発事故から25年となるウクライナ・キエフで開 かれている国際会議で21日、篠原孝・農林水産副大臣が福島第一原 発事故について説明、「チェルノブイリと多くの共通点がある」と 発言した。 これまで日本政府は福島原発事故とチェルノブイリ事故との違い を強調するケースが多かっただけに、専門家らの関心を集めた。 篠原氏は、事故の農業への影響などを発表する分科会の最後、事 故後の現況について話した。農作物への放射能被害については「東 京電力や政府によって完全に補償される。この金額は高くつく」と 説明。「原発は安い発電だとこれまで言われてきたが、こうした補 償を考慮すると、最も高くつく」とも語った。 別の分科会では、長崎大の柴田義貞教授が福島原発事故を引き起 こした巨大津波について、専門家が発生の可能性を指摘していたの に、東京電力が十分な対策をとらなかったと説明。事故前からの構 造上の欠陥が指摘されていたチェルノブイリ原発の事故とは「専門 家の警告が無視されたという点で、同じ原因を共有している」と述 べた。 以上が記事の全文です。 チェルノブイリと比べること自体がナンセンスだ、と言ってきた保 安院の主張を、ひっくり返してみせた。しかも、言っていることは 事実本当です。 思うのは、もしいま自民党政権であったとしたら、この発言は出た だろうか、ということです。菅は、東電に怒鳴り込んで自民党やマ スメディアから叩かれましたが、自民党政権なら、怒鳴り込みは考 えられもしなかったでしょう。 住民の退去強制は、水素爆発がいつ起きてもおかしくない状態にな ったからでしょう。それを防ぐには、またぞろ、「ベント」をしな ければならないところへきているのでしょう。そういうことを、は っきりさせないから「空き缶」になってしまうのです。 ここから先は怒鳴るばかりになるので、酒席の折にでも。 岩村 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 岩村様 > 住民の退去強制は、水素爆発がいつ起きても > おかしくない状態になったからでしょう。 国外退避していたフランス人やイタリア人が合気道の稽古に戻って きました。 フランス人は東京に戻ってきた後に大使館に呼ばれて、駐日フラン ス大使から直々に、注意を受けたそうです。 １ 今は一時的に原発は安定している。恐いのは食品汚染だ。体内 に放射性物質を取り込むと大変なことになるから気をつけろ。 ２ 大きな余震があると、４号機の冷却プールがどうなるかわから ない。これが壊れたら、大変なことになる。 日本という国は、政府も、企業も、マスコミも、市民を黙らせるこ とだけ考えているような気がします。 ネットでの記事削除とかもかなり行なわれているようです。 人力検索エンジンはてなでも、意図的に世論を騙そうとしているよ うな質問・解答が見受けられます。言葉を信じられない国になって いますね。 http://q.hatena.ne.jp/1303353885 http://q.hatena.ne.jp/1303076616 昨日、矢部さんから菊池洋一さんの講演の動画のご紹介を受けまし たので、以下ご紹介します。 「わたくしの知人で、福島原発をつくったときのＧＥのチーフエン ジニアで菊池洋一さんという方がいます。 原発をつくることは罪深いことと自覚して、ＧＥをやめて、日本中 を放浪して、いまは宮崎に住んでいます。 反原発の講演をしてまわっています。 わたくしは、１０年くらいまえに、宮崎のおうちを訪ねたこともあ ります。彼の講演（3.11以降の）をインターネットの動画で見るこ とができます。 http://www.stop-hamaoka.com/kikuchi/kikuchi.html みなさんに見てほしいものです。」 得丸久文 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 青山墓地のなごり桜 皆様、 地震・津波被害者の避難所生活や、福島の原発事故のその後、 そして放射性物質が環境をどのように汚染しているのか、な かなか事実が伝わってきません。 毎日新聞の記者によれば、スリーマイルとチェルノブイリの 取材をした記者は、二人とも若くして癌で亡くなったそうで やはり原発事故は危険ということなのでしょう。 昭和20年の3月10日の東京大空襲、広島と長崎の原爆投下も、 日本人で知る人は知っていたという話もあります。 原発の事情も一部の人だけは本当のことを知っているのか、 ただ単に隠しているだけなのか。 国も東電も無責任。それを容認しているマスコミもひどい。 国民は何も知らされず、危険な状態なのに危機感なく生きて いる。 昨日、青山墓地で散る桜をみてきました。駄歌ですが。 とくまる 花びらは思い思いに散りながら時知る風に呼吸を合わす 花びらは思い思いに散りながら道行く人をあはれに包む 花びらは光を浴びて風に舞い大地を前に時間をとめる 天罰ぞ我らの罪ぞ文明がついに自壊の時を迎える 福島の民の痛みを吾が胸に納めて思う原発やめよ 住み慣れた家を追われて仕事まで捨てて避難をせよとは酷し 管総理東電社長何思う福島の民自殺が続く 近代の傲慢生むやデカルトは言語を神の御業と述べる デカルトの学派自称すチョムスキー神の御業と繰り返したり