6469.フーシ派の攻勢でマンデブ海峡も封鎖か?



月曜日有料版0章途中までをお送りします。 

イランがフーシ派を支援して、イエメン・サウジが支配する海峡の
重要な地点を占領した。これでバブ・エル・マンデブ海峡の封鎖に
なる可能性が高まった。今後を検討しよう。    津田より


0.米国の状況と世界情勢
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・イラン戦争
フーシ派とイランは、サウジアラビアの東西パイプラインを攻撃し
、ペルシャ湾岸のアブカイクから紅海沿岸のヤンブーへ原油を輸送
しているパイプラインが、少なくとも8カ所で壊滅的な損傷を受け、
輸送停止になった。日本は総輸入量の1/4がヤンプーからの原油であ
り、代替先を見つける必要と、原油価格の高騰になる。
現在100ドル/B。

サウジ支援のイエメン政府軍は、一時フーシ派に優勢という報道も
あったが、フーシ派に逆転され、政府軍兵士たちは米国製の武器を
放棄して逃げたという。

現在、フーシ派はペリム(メイユン)島を占領し、ドゥバブ沿岸都
市に到達し、バブ・エル・マンデブ海峡の支配を完了した。彼らは
、ほぼイエメン赤海沿岸全体を支配した。これにより海峡封鎖が容
易にできる状態になっている。

これには、コッズ部隊の対フーシ派指揮官のアブドルレザ・シャハ
レイが、再びサナアに戻り、フーシ派の指揮指導を再開したことに
よる。今回のフーシ派攻勢で、傍受通信や捕虜供述からシャハレイ
が直接指揮していると思われている。裏にイランがいる。

この状況で、サウジアラビアのムハンマド皇太子はトランプ氏に2度
電話をかけ、イエメンでフーシ派が大規模な進軍を遂げている中、
彼らに対する攻撃の開始を促したが、トランプ氏は拒否した。
そして、トランプ氏は、フーシ派が米国に不介入を要請と明かした。

また、パキスタンにも、サウジはフーシ派攻撃を要請したが、パキ
スタンもこれを拒否。パキスタンは、相互防衛のメッカ協定が「既
存の状態をカバーしない」と述べ、協定署名後に始まった戦争のみ
を対象とするとした。また、国家主体のみを対象とし、非国家主体
(およびおそらくパキスタンの力の投射範囲外のもの)を対象とし
ないとした。

米国の拒否は、米司令官らがJDヴァンスに警告し、米国のイラン戦
争は失敗に終わっているとしたことが関係している。

JDヴァンス副大統領は中東、欧州、アジアの米軍司令官らに個人的
に電話をかけ、フィルターなしの評価を求めたが、彼らは、パトリ
オットミサイルの在庫が危険なほど低く、かつATACMSが枯渇してお
り、イランが予想以上にはるかに強靭であると警告した。トランプ
氏は取引が必要だ。さもなくば、これは良い結末にはならないとい
う。

ということで、戦争の拡大はできないことになり、かつ、米中戦争
も起こせないことになったようである。現に空母は太平洋上にはい
なし、弾薬の多くも中東に持っていかれている。

以後は有料版を見てください。

0.米国の状況と世界情勢
1.日本の状況



コラム目次に戻る
トップページに戻る