6454.トランプ氏は6回以上の合意近い発言



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米イランの交渉合意に向けて、トランプ氏はイランと合意が近いと
6回以上も述べているが、イランへの攻撃を続け、イランも反撃を
行い、交渉ができない状況である。今後を検討しよう。
                   津田より
 0.米国の状況と世界情勢
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・イラン戦争
トランプ氏は米国国内のインフレが酷く、下院は戦争権限決議案で
イラン戦争反対の意見が多く、共和党からも賛成する議員が出るな
ど、イラン戦争を早く終結させる必要がある。

この状況を理解するイランは、要求レベルを上げてきている。
イランの上級当局者モフセン・レザエ氏は、トランプ氏が交渉を真
剣に受け止めるなら、240億ドルの凍結資産の解放をするべきであり
、それがないと交渉自体を停止するという。

イランの要求は、先週までは
・イランは、ホルムズ海峡で脅威とみなす船舶を分類、検査、潜在
 的に制限する能力を得ます。
・120億ドルの凍結資産が60日以内に解放すること。
であったが、240億ドルの凍結資産の解放と要求を上げている。

トランプ氏は、停戦合意条件が合意寸前で、要求を引き上げて、イ
ランの濃縮ウラン備蓄の回収と破壊を具体的な文書化された約束と
して求めるという。それまではイラン資金の凍結解除をしないとし
た。

それと、イランは、レバノンへのイスラエルの攻撃を止めないと、
停戦交渉に望まないとしたことで、トランプ氏は、ネタニヤフ首相
との電話会談で、ネタニアフ首相を怒り、イスラエル軍のレバノン
侵攻を止めたが、ヒズボラは米国の停戦提案を「受け入れられない
」と拒否し、イランも南レバノンからの撤退を要求している。

そして、イランのドローンがイスラエルの石油施設に対して攻撃を
実施したことで、両国間の緊張は大幅に高まっている。

米軍とUAEが、ケシュム島およびホルムズ海峡沖のイラン石油タンカ
ーに対して攻撃をしたが、それに対する反撃として、イランは大規
模な弾道ミサイルとドローン攻撃を開始し、バーレーンの米第5艦隊
司令部、クウェートの米軍基地(アリ・アル・サレム+アリフジャ
ン)、およびドバイ沖の石油タンカーを攻撃したが、その後、クウ
ェートの石油インフラも標的とした大規模攻撃を開始した。

これで、トランプ氏は、イランの攻撃力を再認識して、我々は米軍
に死者が出ない限り、イランを攻撃せずに、静かに海洋封鎖を続け
るとしていたが、米軍はゴルク近郊のイラン沿岸レーダー施設を攻
撃したことで、攻撃しないというのも嘘であったようだ。

そして、6日夜にトランプ氏は「イランでの戦争を再開しなければな
らない。」という。

しかし、トランプ氏は3日、イランが核兵器を持たないことに合意し
たと述べ、おそらくいずれかの時点でイランの最高指導者モジタバ
・ハメネイ師と会談することになるとした。そして、トランプ氏は
5日、中西部ウィスコンシン州チペワフォールズで遊説し、イラン戦
争を早期に終わらせ、物価高の要因を取り除くと表明。その1日後に
戦争再開だ。

トランプ氏は、オマーンがホルムズ海峡周辺でイランが通行料を徴
収するのを支援するとして、オマーンに対して制裁や軍事行動を起
こすと脅していたが、オマーンの主要な油田ターミナルであるミナ
・アル・ファハルがドローン攻撃を受け、大規模な爆発が発生した。
恐らく、米軍の攻撃であろう。

そして、米インド太平洋軍は5日、制裁対象となっている無国籍の石
油タンカー「ダビナ」を夜間にインド洋で停船させた。
これに対して、イランの最高指導者のトップ軍事顧問は、「戦争が
続き、海上封鎖が解除されない場合、我々は戦争をインド洋、バブ
・アル・マンダブ海峡、地中海にまで引きずり込むだろう。これま
で攻撃してきた他の米軍基地を攻撃することで、戦争に新たな次元
を与える」と脅している。

以後は有料版を見てください。

0.米国の状況と世界情勢
1.日本の状況



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