6451.米中首脳会談でもイラン戦争停止できず



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米中首脳会談で、トランプ氏は、習近平主席の手を借りて、イラン
に米国の条件を飲ませようとしたが成功せず、中国は台湾への武器
売却を停止することを要求した。今後を検討しよう。
                 津田より
 0.米国の状況と世界情勢
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・米中首脳会談
中国はイランへの武器提供はしないこと、ホルムズ海峡は開放する
こと、しかし、イランの主権に配慮することを米国に要求した。

米国は、中国から台湾への武器売却を停止し、中国の台湾統一の邪
魔はしないことを要求されたが、保留扱いにしたようであるが、帰
国後、台湾の独立宣言はするなと台湾に要求した。しかし、台湾総
統府は、即座に「台湾は民主主義の独立した国だ」と述べた。トラ
ンプ氏は台湾を捨てるようだ。

しかし、米国の期待は、大豆や小麦の大量買い付け、ボーイング機
の大量購入を期待したが、期待ほどではなかったが、中国は「米国
と関税引き下げで合意」と述べ、対象品目を協議するとした。この
協議中でも、台湾問題が大きく影響することになり、トランプ氏は
、台湾を切り捨てても、大豆と小麦を売りたいようだ。

そして、エヌビディアのH200を中国で販売するとしたが、習主席は
いらないと拒否。AI半導体の生産を中国は独自に行うとした。

結果は、イランに関する新しい合意なし。台湾に関する譲歩なし。
レアアースに関する決定なし。ジミー・ライの釈放なし、予想より
も少ないボーイング機の注文である。大豆購入と台湾切り捨ての交
換を要求だ。

習主席は、米国が衰退してきたので、「トゥキディデスの罠」に陥
る可能性があり、お互いに相手に配慮して、行動するべきだとした。
これは事実上の覇権を米中で分担することであり、G2体制を提案し
ていることである。

このため、トランプ氏も中国に配慮が必要になり、中国のイラン産
原油購入を理由に中国企業に科した制裁を解除し、制裁関税を掛け
ることでできないことになった。そして、ホルムズ海峡での米国の
逆封鎖でも中国船の通過を許可した。大きな譲歩をしている。

この首脳会談で、中国がイランの主権に配慮を要求したことで、イ
ランへの米国の条件を緩和する必要になり、核協議は後回しにし、
濃縮ウラン停止を20年とした。イランは停止期間を5年としている。

というように成果が、ほとんどない状況で、米代表団はエアフォー
ス・ワンに乗り込む際、中国からのすべての贈り物をゴミ箱に捨て
た。すべてのバッジ、すべてのピン、すべての記念品、中国製スマ
ホなどである。

・イラン戦争
イランの提案は、
-イランは核施設の解体を拒否し、限定的な量の濃縮ウランを国外に
 移し、残りを希釈する。
-ホルムズ海峡の継続的な支配
-全資産の凍結解除
-米国制裁の解除
これと引き換えに、30日間の核協議期間を設け、そこで協議が行わ
れるとした。

このようにイランが強気の提案が出たことで、イスラエルは、イラ
ンのインフラへの攻撃を行う準備をしている。同時にUAEに、アイア
ンドームを供与して、UAEとの同盟関係を構築し、イスラエル軍も
UAEに常駐させた。

米中首脳会談後すぐに、米国から攻撃の許可が下りると見ていた。

しかし、米中首脳会談後で、米国はイランへの要求を引き下げてい
る。ホルムズ海峡の開放を米国は求めていないとしたし、核協議は
後回しでよいとした。しかし、現在ある濃縮ウランの米国への引き
渡しは譲れないようである。この1点に米国は要求を絞ってきたよ
うである。

しかし、現状の状況をイラン外相アラグチ氏は、「交渉は膠着状態
に達した。彼らが協議を望むなら我慢せよ。彼らが戦争を望むなら
再び我々を試せ。結果は同じだ。」と発言。

しかし、米国はイランの主要条件すべてを拒否した。交渉を継続す
ることできなくなったようだ。

再戦闘に突入の可能性が高まった。いつ攻撃が開始されるかだ。
このため、原油価格が1バレルあたり105ドル超に再び急騰した。

5月17日朝9時現在の状況であり、非常に早く事態が動くので、X等で
事態の推移を追いかけてください。

以後は有料版を見てください。

0.米国の状況と世界情勢
1.日本の状況



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