グランドキャニオンのラバ
Mules in The Grand Canyon
ラバの写真集

■ラバツアーについて
僕たちは乗らなかったのですが、グランドキャニオンではラバ(ミュール)に乗って谷の底におりるツアーもあります。 乗らなかった理由は、危険な崖道を旅するにあたっていざというときの英語でのやり取りに(多分そんなに難しいことはないとは思いますが)自信がなかったことと、 自らの足で谷底へ下りたかったからです。

谷底への旅の途中で何度かラバのツアーと遭遇したのですが、見たところラバに乗るのは簡単そうでした(子供も乗ってた)。 少なくとも、乗馬経験はなくてもOKみたい。 実際に操られているのはスタッフが乗る先頭の1頭だけで、残りはだまって後ろについて行くように調教されてる(それとも元々の習性?)ようです。 それでも、とても楽しそうでした。 ただ、ラバは荷物を岩壁に擦って傷つけないように、崖の渕ギリギリを歩くそうです。結構コワイかも。

人気のあるツアーらしいので、かなり前から予約しておいたほうが良いでしょう。 予約方法は各ガイドブックに載ってますので、興味のある方は調べてみましょう。 現地での申し込みはブライトエンジェル・ロッジの入口にあるツアーデスクで出来ます。

■ラバってどんな動物?
母馬と父ラバをかけあわせて生まれた動物です。 可哀相なことに生殖能力はなく、子孫を残すことはできません。 体格は馬のような感じで力もありそう。 それでいてロバのようにおとなしいので、 グランドキャニオンのような危険な地形を歩くにはもってこいなのでしょう。 歩く速さは、人間の早足〜小走り程度でした。 早駆けしたり、暴れたりすることはなさそうなので、初心者でも安心して乗れそうな感じです。

草食のためか、フンは緑色をしていました。 グランドキャニオンの渓谷内の小道には、いたるところにラバのフンがボトボトと落ちてました。 くさいです(^^;;

ラバを表す形容詞としては・・・おっとり、おとなしい、まじめ、従順・・・といった言葉がまず浮かびます。 体は大きいけど、はっきり言ってカワイイ動物。 人なつこくて、厩舎に行くとすぐ近くまで寄ってきて、柵から顔を出して相手をしてくれました。

ラバの写真集


【グランドキャニオン旅行記へ戻る】
【FIGHTING FANTASY 冒険記録紙へ戻る】