1月31日(土) 朝 ロサンゼルス、グレイハウンドバス駅 この日は、グランドキャニオンのゲートシティである『Williams』という 町まで行く長距離バスに乗る予定にしていた。 キャニオンのゲートシティとしてはWilliamsの隣町『Flagstaff』の方が 大きいのだが、翌日『Grand Canyon Railway』に乗ることにしてたので、 その発着駅のあるWilliamsに行かなくてはならない。 最初の予定では午後一発の車中泊で、翌日到着の便に乗るつもりだったが、 車窓からの景色が見たかったことと、予定通り着くかどうか不安だったこ とから、朝一番(9:15発)で行くことにした。ウィリアムズの到着予定は 21:40ころ。現地に着いてからホテルを探さなくてはいけないのが気がかり ではあるが・・・まぁ、なんとかなるでしょうということで。 ------------------------------------------------------------------ 朝8時にはホテルをチェックアウトし、タクシーで『Grayhound』のバス ターミナルへ。10分弱走って料金は6ドル弱。10ドル札を出すと運転 手は1ドル札を4枚目の前に出す(小銭の釣りは出さない習慣なのか?)。 タクシーのチップの相場は料金の15%と聞いていたので、そのうち1ドル を戻して車を降りた(実は走ってる途中、ずっとメーター見ながらチップ の額を計算していたりして・・・)。 グレイハウンドのバスステーションは、秋北バスのそれと雰囲気が結構似 ていた。(秋北バス:筆者の故郷にあるバス会社です。) ただ、日本人は自分たち以外はいなかった。ホテルは日本人も多かったが。 またグレイハウンドに限ったことではないが、ロスの辺りは各掲示が英語 とスペイン語の2通りで表記されている。(切符を買うとき、どこに並ん でよいのか少しだけ戸惑ったので一応書いときました。) とりあえず切符を購入すると、『8番ゲートです』との案内を受ける。 8番ゲートにはすでに十数人の列が出来ている。その最後尾に荷物をおろ して場所をキープすると(貴重品だけ持って)構内にある売店兼カフェテ リアへ行き朝食をとる。パンとベーコン、ソーセージ&牛乳・・・この後 どこ行っても似たような朝食だったなぁ・・。 列に戻って待っていると、いよいよ乗り込むバスがやって来た。終点はセ ントルイス。終点まで行くのに一体何日かかるんだろう?? 僕らの目的 地ウィリアムズまでは11〜12時間程度だが、それでも地図で見たとこ ろこのバスの全行程の、ざっと5分の1以下なのだ! 大きな荷物だけバス下部のトランクに預かってもらい、バスに乗り込む。 バスの座席は定員制の自由席。"後ろは(治安的に)危ない" とガイドブッ ク等にかかれていたので運転手のすぐ後ろをキープ。前方の風景もよく見 えるし一石二鳥だ。途中の休憩所でたまに置いてきぼりを食うという話も 聞いていたので、運転手に忘れられないように顔を売っておく必要もある し。でも運転手の白人のおじさんは、ちょっと気難しい感じだったな。 まもなく、ほぼ定刻通りにバスは出発した。
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