タイタンの古本屋

■羊皮紙について
タイタン世界の書物は、"羊皮紙" に記されている。 これは、羊や子牛の革を薄くたたいて(鞣して)光沢をつけたもの。 地球世界でも、西洋では中世まで使われていた。 "紙"のなかった時代の貴重な記録用具である。

尚、日本には古くから優れた和紙があったため、羊皮紙はマイナーな存在である。 ゲームブックで羊皮紙というものの存在を知った人も多いと思う(僕もそうだ)。 現在でも、日本の文庫本と海外の文庫本(ペーパーバック)を比較した場合、その製紙技術の差は明白。 (あまりうんちくるだけの知識もないので、これくらいにしておこう。)


魔法の呪文の書
著者:
→ ソーサリー・シリーズ巻末
→ 『七匹の大蛇』 番
旧世界大陸アナランド国に伝わる、48種類の魔法の呪文について、 その効用・唱えかたと注意点・消費体力点・必要な道具などが、挿絵付きでまとめられている。 国外への持ち出しは禁止されていた。

龍火の作り方と投じ方
著者:ファリーゴ・ディ・マジオ
→ 『火吹山の魔法使い』 番

ワルソー・ブック
刊行:ワルソー・ビール醸造元
→ 『甦る妖術使い』 番
トロールたちの愛読書???? ストーンブリッジ出身ドワーフのボーリーの言うところによれば、トロール達は文字を読めないらしい。 なぜこんな本が存在するのか、全くもって謎である。 内容は、アランシアにおけるトロール界でのびっくり記録集で、 「ホビットの耳大食い競争」の記録などが載っている。
※アイルランドのビール会社「ギネス」が出してるギネス・ブックのパロディーか。

バルサス・ダイヤの伝記
著者:
→ 『バルサスの要塞』 132番〜

<黒い塔>の秘密
著者:
→ 『バルサスの要塞』 132番〜

ぎざ岩山王国の妖怪大全
著者:
→ 『バルサスの要塞』 132番〜

ナッガマンテの拷問の書
著者:ナッガマンテ
→ 『タイタン』 279ページ
マンパン砦で拷問係をつとめる伝説的オーガー、マッガマンテが記した書で、タイタンの拷問係の間では聖典とされている。 文章こそひどいが、彼の芸術的とも言える拷問の技の数々にふれることができる。

独習 悪魔召喚法
著者:ジャイフライ・ア・チャ
→ 『謎かけ盗賊』 254ページ
"謎かけ盗賊" の図書室の蔵書のひとつ。 この図書室の本はどのページも真っ白であるが、 これらは実はしゃべる書物(自らその内容を語るという代物)だ。 中でもこの『独習 悪魔召喚法』には、火炎魔人を呼び出す儀式が書かれている。 この本を開きっぱなしにしておくと、 本が勝手に召喚の儀式をとりおこなってしまうこととなり、 以下の火炎魔人が召喚されるので、要注意。

火炎魔人(技術点10/体力点10/攻撃度数3)
※追加攻撃:毎ターン鼻孔より炎を噴く。(ダメージ2、命中率6分の4)


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Written by. Akibon