「 なるほど、蛇の指輪を持っているといういうわけか!
となると、おれとしてはきさまに助言を与えないわけにはいかない。 しかし、蛇の指輪をもってしても、おれの力から逃れることはできんぞ。 いいだろう。 闇夜の間を通るときも、けっして血のロウソクはつけるな。 これがおれの助言だ。 しかし、この助言も役には立つまいて。 きさまが息をしてられるのも、そう長くはないのだから! 」

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