ぐったりだった去年の夏、Ｈ初体験
☆柿沼孝征
久々に感動を覚えたのはムシ暑
さの続く８月のことだった。朝か
ら晩まで外を歩き回るのが、半分
仕事のような私にとっては「ぐっ
たり」である。確かアノ日も例外
なく「ぐったり」の日で、疲れき
った私は某出版社の某編集部へと
転がり込んだのだった（ある意味
では保健室なのである）。
党首・笹目氏はそんな私に、と
ってもやさしく、それでいて豪快
にホッピーを注入して下さったの
である。初体験……。何とも言え
ない、言葉に出来ないあの喜びは、
ホッピーでしか感じることのない
感覚だった。
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