作成:2000/03/19

カビゴンプロジェクト完成

 一応2つの試作を経て、ある程度のノウハウもでき、また美紀師匠からのアドバイスもあり、本番制作に望むことにした。

 まず、今までの試作ではA4の型紙を使用していたがこれでは小さいものしかできないので、A2に拡大コピーしたものを型紙として作成することにした。

 最初、こんな大きくてできるか?と思ったが実際、作り立体的にするとかなり小さくなるのでめげずに作成を開始。

 流石に大きいだけあって、布を縫うだけでも大変であった。
 特に大きな問題点をクリアするので、色々と無い知恵も絞った。

 はだ部分の端が毛羽立つのを避けるために、二重に張り更に表側部分を正規の大きさよりも一回りか二周り大きく作り中に縫い合わせることにより毛羽立ちを無くした。

 首を曲げるように見せるため首の後ろから糸を通した。これは同じ会社の西村副所長のアドバイスによる。これで首に筋を入れた。

 最後の難関が綿を入れるために開いている穴を表から目立たないように閉じる閉じ方である。これが難しいので何回か練習を行ったということと、穴の大きさを最小限にしたということでなんんとかクリアしたが、まだまだのレベルである。

 その他に留意した点として、
 ・綿だけだと重くなりすぎるので、クッションも中に入れた
 ・綿を入れる前にアイロン掛けを行った。
 ・できあがった最後に梱包用紙テープで綺麗にした。

 と、いうこと等を行った。
 また足の裏の肉球布は美紀師匠から頂いたものを布ボンドで貼り付けて使用した。

完成したカビゴン


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