現行のモデリングパラメータは、ユーザー定義により3D階層構造モデルを生成するために記述するパラメータファイルのことです。このファイル内では、
- 階層構造モデルで使用するパーツ名
- パーツ同士の親子関係
- パーツのサイズと色
- パーツの表示/非表示
といった設定データを書き込みます。
これにカメラ視点をもつパーツ指定、光源をもつパーツ指定を組み込んだのがNewモデリングパラメータです。くわえてver.0.98では、モデリングパラメータに時間管理のアドバンテージを預けることを可能にさせる予定。
- たとえばカメラのかたちをした3Dパーツ(カメラモデル)を画面上に配置して、カメラ視点機能を持つことを明示します(もちろんモデリングパラメータ記述による)。そして時間管理をモデリングパラメータに任せることで、ver.0.95までは「ロボットの動作時間=アニメーション時間」だったものを、カメラの撮影時間にすることができます。
- カメラモデルにはアニメーション動作を設定することが可能なため、定位置視点でない、よりドラマチックな視点でロボットを眺めることができます。
ここでモデリングパラメータの一機能である「ロボット手先に追加」を用いれば、ロボット手先にCCDカメラをつけたような映像を3DCGで再現することが可能です。
- カメラ視点機能は、人体モデルの頭部モデルに追加することも可能なので、たとえば体操の鉄棒ウルトラC技「ムーンサルト」の視点を疑似体験することもできるのです。
- 複数のモデリングパラメータそれぞれにカメラ視点を与えることで、カメラA、カメラB、カメラCへと視点を瞬時に切り替えることで、ザッピングTVのようにインタラクティブな操作が可能になります。
カメラ指定と同様に、光源設定も追加することで、より躍動的なライティング効果が発現できるでしょう。
カメラとライティング機能とモデリングパラメータを融合するだけで、こんなに楽しい機能を実現できる(はず)。みなさん応援してください(^_^) |