![]() 1999 Formula One World Champion ShipRound 2. Brazilian GP. Results |
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第2戦 ブラジルGP最終結果 ◇4月9日〜4月11日 ホセ・カルロス・パーチェ(インテルラゴス)(4.292Km×72周)
○ブラジルGP予選結果○ブラジルGP結果詳細○バリチェロ、トラブルでリタイア ハッキネン今期初優勝!
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1999年F1第2戦ブラジルグランプリの決勝が4月11日(日)、ホセ・カルロス・パーチェサーキット(インテルラゴス)で行われ、M.ハッキネン(マクラーレン・メルセデス)がポール・トゥ・ウィンで今期初優勝を飾った。 金土は天候が悪く、時より雨も降ったのだが、決勝当日は晴れて雨の心配はなさそう。予選で16番手だったJ.ヴィルヌーブは燃料規定違反で最後尾スタートとなる。 スタートではクルサードがエンストでスタートできず。そこに後ろのマシンが突っ込まないか心配だったが事故は無く、その他のマシン、ポールのハッキネン、バリチェロ、シューマッハらは好スタートを決める。クルサードはピットに戻され3周遅れでスタートして丁度トップのハッキネンの後ろでコースに復帰。ところがそこでハッキネンがスローダウンして3位にポジションを落とす。4周目でトップがバリチェロ、2位シューマッハ、ハッキネン、アーバイン、フィジケラ、フレンツェンと続く。 地元でトップに立ったバリチェロは後ろのシューマッハに3秒以上の差をつけての快走。シューマッハは予選同様あまりペースが上がらず苦しい走り。ハッキネンはあのスローダウンの後は何もなかったかのようにシューマッハに接近。バリチェロとシューマッハの間を走っていたクルサードは思ったほどペースが上がらず、ブルー・フラッグにしたがってトップが12周目の時点でシューマッハ、ハッキネンに前を譲る。 シューマッハ、ハッキネンの2位3位争いがヒートアップする中、バリチェロは自分のペースで淡々と前を行く。映像では映らなかったが、22周目の順位でJ.アレジが5位にアップ。6位にフィジケラ、7位フレンツェン。 27周目、トップのバリチェロがピットインしてタイヤ交換と燃料補給。バリチェロは2回ピットストップ作戦を取る模様。無難に作業を終えて4位でコースに復帰。バリチェロの前にピットストップして、そのスタート時にエンジン・ストールして出遅れたアレジはコース復帰後にマシンが止まりそのままリタイアしてしまう。 35周目のホームストレートで4位のバリチェロが前のアーバインをパス。2回ピットストップのバリチェロはさらに前に詰め寄りたいところ。 38周目、トップのシューマッハがピットストップ。1回ストップなので燃料を多めに積んで10秒ほどでコース復帰。ここで前がいなくなったハッキネンは猛プッシュ。そして、41周目にピットインして9秒台で作業を終え、序盤のトラブルが気になったが何事もなくスタートして、シューマッハの前に出ることに成功する。 43周目、3位を走るバリチェロが突然グリーンゾーンにマシンを止める映像が。後ろから少し白煙が上がっていたので、エンジントラブルらしい。また、ほぼ同時にディニースがスピンしてマシンを止める映像も入り、ブラジル勢は前日のゾンタのクラッシュに続いて、相次いでリタイアとなった。 53周目の順位は、ハッキネン、シューマッハ、アーバイン、フレンツェン、ラルフ、パニス、ウルツ、デ・ラ・ロサ、虎之介が9番手までアップ。しかし55周目にはデ・ラ・ロサがホームストレートでマシンを止め、虎之介は8位に。 56周目、3位のアーバインが急遽ピットインしてタイヤ交換。タイヤに何かトラブルがあったのか? これで、アーバインは5位にポジションを落とす。58周目の順位は、ハッキネン、シューマッハ、フレンツェン、ラルフ、アーバイン、パニス、ウルツ、高木、ジェネ。走行しているのはこの9台。 残り5周まできて4位ラルフに5位アーバインに接近。しかし、ラルフがそれを最後まで押さえきり、その後順位の変動はなく、ハッキネンが今期初勝利を飾った。2位にはM.シューマッハ、3位には2戦連続表彰台のフレンツェン、4位R.シューマッハ、5位アーバイン、6位には久々のポイント、O.パニス(プロスト)が入った。また、高木虎之介は2戦連続完走で8位に入った。 |
○なかなか面白いレースでした。
Updated at 98/04/03 |
今回のレースは見終わった後、「なかなか面白いレースだったなぁ」となんとなく満足感の得られるレースでした。まーハッキネンを一応応援しているので当たり前と言えば当たり前なんだろうけど、内容的にも充実していた気がします。そのポイントをあげると、 1.3周目でいきなりトップのハッキネンがスローダウン、またリタイアか?とヒヤッとするが、その後は何事もなかった様にレースを継続。しかし見ている者には不安が残る 2.代わってトップに立ったのがバリチェロ。若くしてF1に昇り詰めたがその後伸び悩み。しかし今シーズンはバランスが良いマシンを得て、1回目のピットストップするまでシューマッハやハッキネンを押さえての快走。特にセナファンやブラジル人にとってはその継承者的な存在で期待が大きかっただけに、「このまま行ってくれ〜ぇ」と祈るような気持ちでレースを見守る。 3.バリチェロがピットインする間にトップに立ったのはシューマッハ。それにハッキネンが迫るがなかなか抜くことができず。しかし、燃料を多く積んでも速いマクラーレンは前半より長く走ることができ、シューマッハがピットインした後に猛スパートをかけてその3周後にピットイン。序盤にトラブルがあったので、その再スタートが心配だったが、何事も無くコースに復帰しシューマッハの前に出ることに成功。 4.バリチェロは結局トラブルでリタイア。でも今後まだまだ期待できる。 5.結局、ハッキネンは序盤のスローダウンは何だったんだ!(その時一瞬ギヤチェンジができなくなったらしい)と思うくらい、その後は順調に走りそのままチェッカーを受け、ファンはやれやれ。 6.そして、初解説の川合ちゃん。今宮さんや森脇さんとは正反対のおちゃらけた解説で、最初は不安だったが、F1オタクらしい視点でいろいろなエピソードを交えながらの話しは、かえって私達の興味をひきつけるものでなかなか面白かった。それに、もともとのフジテレビのおちゃらけたアナウンサーたちとも雰囲気が会いそうだし。 こんなところでしょうか。特に川合ちゃんの解説がポイント高かった気がします。 こんなわけで、結局本命ハッキネン/マクラーレンが2戦目で初勝利。しかし、クルサードのほうはギヤボックスのトラブルが出たり、 |
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