|
F1第15戦マレーシアGPで失格となったフェラーリ・チームがFIAに提訴した問題で、国際控訴裁判所はフェラーリ側の主張を支持し、FIAは処分の取り消しを23日発表した。 このため暫定でドライバーズ・チャンピオンとコンストラクター・チャンピオンが確定していたハッキネンとマクラーレン・チームのタイトル獲得は無効となり、ドライバーズ・タイトル争いはE.アーバインがマレーシアGP優勝で10ポイントプラスの70点、ハッキネンが3位4ポイントプラスで66点となり、最終戦鈴鹿で決着をつけることとなった。 フェラーリは、今回の規定違反が何らアドバンテージになっていなかったことを主張し、それが認められた。 今回のフェラーリの主張はもっともで、整流板の長さが10mm長いと速くなるとは到底思えない。こうなるとまたまた鈴鹿が決戦の場となるのだが、この勢いから行ってアーバインが断然有利ではないでしょうか。強い見方シューマッハがいますから。それに比べてここのところハッキネンは元気がないし、クルサードのサポートもあてにならないし。フェラーリの本当に久々のダブルタイトル獲得が現実のものになりそうだ。 |