バーベイ・ポストレスウェイト氏の死去以来、ホンダの来期からの参戦について悪い憶測が飛び交っています。それは、エンジン、シャーシからチームまで自前のオール・ホンダとしての参戦を断念し、エンジン・サプライヤーとしての参戦に規模を縮小すると言うものです。これは、マシンの開発の要であったポストレスウェイト氏の死以外に、○シャーシまで開発すると相当の費用がかかる。 ○その費用の割に、よい成績をおさめる事ができるかは未知数。 ○ホンダの収益の半分以上を稼ぎ出すアメリカ市場でのF1の認知度の低さ。 ○国内市場でのホンダの低迷。etc.... これらのことが要因になって、社内のF1反対派の巻き返しがあったということです。 さらに、BARの代表クレイグ・ポロッグが連休前にホンダ本社を訪れたらしく、来期からBARホンダとして参戦し、この際にはエンジンサプライだけでなくシャーシに関しても技術協力を行うとの見方が最有力視されています。 また、悪い噂では、チームとしての参加を見送ったことにFOCA会長のバーニー・エクレストン氏が激怒して、「ホンダは追放する!」といったものまであがっています。 そんなこんなで、結局のところ「オール・ホンダとしての参戦はあきらめた」と言う内容がほとんどで、日本のファンにとって良い噂はほとんどありません。私としては、オールホンダとしての参戦を楽しみにしていたので、残念でならないのですが真相はいかに? 4月中旬に発売になったS2000の発表会の席上で吉野社長は「F1については今後1ヶ月以内で正式に発表する」とコメントしたとのことなので、今週中には何らかの発表があるかもしれません。「オール・ホンダでの参戦」にこだわって欲しい!! |