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本田技研工業の吉野社長は21日、2000年からＦ１に参戦することを明らかにした。ホンダは今年３月に「Ｆ１復帰を検討している」と発表してはいたが、参戦時期を公式に明言したのは初めて。 新聞記事によると、５月にイギリスにＦ１を運営する関連会社を設立し、今月15日にはイタリアで試作車を走らせているという。しかし、シャーシやエンジンの仕様までは公表されていない。 とうとうと言うかようやく具体的な参戦の日程が明らかにされた。それにしても、10月にもてぎであった創立50周年の記念イベントやＦ１日本ＧＰなど、ドラマチックに発表できる場はあったのに、なんとも地味な発表になってしまった感がある。やっぱり、思うように事は進んでいないのでしょうか？ 15日に試作車を走らせたというのは、某モータースポーツ雑誌にも出ていて、それによると「ダラーラ製のシャーシに無限のエンジン載せての試走」とか。で、車体の開発は今年までティレルのディレクターだったハーベイ・ポストレスウェイトを先生にホンダの研究所のスタッフが行い、その製作をダラーラに委託しているということで、かねてからの噂はほぼ正解なんだろうなぁ。この方が手っ取り早いって事なんだろうけど、やはり苦労してでも１からホンダでやって欲しかった気がする。少なくとも宗一郎さんなら、こんなこと許さなかったんじゃないかな？ ま、何はともあれ、早くそのマシンが見たい！ |