脇阪寿一、初優勝!
Last updated, 98/06/17



 フォーミュラーニッポン第4戦が、14日栃木県ツインリンクもてぎで行われ、脇阪寿一がフォーミュラーニッポン初優勝を飾った。

 14日はサッカー日本代表のワールドカップ初戦だったこともあって、フォーミュラーニッポンのテレビは見なかったのだが、次の日の新聞で脇阪初優勝を知って、どんな内容だったのか楽しみにビデオを見たんだけど、雨の中、セカンド・ロゥから「スタートを狙ってセッティングした」のが上手く行って、序盤は独走。しかし、ポールのフォンタナがじわじわ迫り、脇阪がどのようにこれに対抗するのか楽しみだなと思ったところで、フォンタナに対してテールランプが消えているのでピットインして修理するようにという、オレンジ・ボールの旗が示され、せっかくの楽しみが水の泡。テールランプって安全性のために本当に意味があるのか? などと疑問に思ったけど、それよりもチームとしてテールランプが走ってて消えてしまうようなマシンでドライバーにレースをさせる方が問題だよね。さらに、せっかくフォンタナがピットに入ってきたのに、無意味な抗議行動に出て、対処せずにコースに送り出し、再度フラグが示されてようやくピットイン。コネクターの接触が悪かったらしく、割と簡単に直ってコースに復帰。しかし、イエローフラグ無視があったためペナルティーが課せられ、またまたピットイン。結局はクラッチトラブルが出てリタイアしてしまうという、フォンタナにはホント気の毒なレースでした。

 そんなフォンタナのドタバタに助けられて、脇阪寿一が余裕の初勝利。でも、フォンタナにトラブルがなかったら逃げ切れたのかはチョット疑問。次はドライのレースでブッチギリの速さを見せ付けて勝って欲しいね。

フォーミュラーニッポン第4戦結果
PositionNo.DriverTeamChassis/EngineTimeLap
156脇阪寿一ARTAローラT97-51/無限MF3081:20'19.65243
28本山 哲LEMONed Le Mansレイナード97D/無限MF3081:20'30.62943
31影山正美SHIONOGI NOVAローラT97-51/無限MF3081:20'31.31143
465T.コロネルPIAA NAKAJIMAレイナード97D/無限MF3081:20'34.78543
518立川祐路TMSレイナード97D/無限MF3081:21'26.56643
611野田英樹COSMO OIL CERUMOローラT98-51/無限MF3081:21'27.10143
76脇阪薫一5ZIGENレイナード96D/無限MF3081:21'37.10843
820影山正彦MAZIORA IMPULローラT96-52/無限MF3081:21'39.94643
914道上 龍JACCS MOONCRAFTレイナード96D/無限MF3081:21'40.35843
1017近藤真彦TMSレイナード97D/無限MF3081:21'23.62042
1122石川朗BE BRIDESレイナード94D/無限MF3081:21'26.25342
1262柴原眞介LEYJUNレイナード96D/無限MF3081:20'29.34641
1336玉中哲二タカギB-1ローラT96-51/無限MF3081:21'57.75340
142R.ファーマンSHIONOGI NOVAローラT96-51/無限MF308-------38


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