フェラーリ、'97年シーズン用ニューマシンを発表
Last updated, Jan.09 1997
フェラーリは7日、イタリア・マラネロで今シーズン用のニューマシンF310Bを発表した。発表会には、フェラーリのモンテローザ社長をはじめ、J.トッド監督、デザイナーJ.バーナード、ドライバーのM.シューマッハ、E.アーバインらも参加して行われた。
※下記ページでニューマシンの画像を見ることができます。
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フェラーリ・オフィシャル・サイト
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ATLAS F1 News
ニューマシンは、型番がF310Bと言うことからもわかるように、'96シーズンのF310の発展型。形状的にはそれほど変わってない感じがする。ただ、空力面では、ウィリアムズを意識してかなりのリファインがなされている模様。また、エンジンもシャーシとのマッチングを高めるため劇的は改良がなされていると言う。
一番目に付くのが、マールボロがマクラーレンから撤退してフェラーリへの支援を強化したのか、エアー・インダクション・ポットの"Marlboro"のロゴが異様に大きくなったこと。個人的にはマールボロがでしゃばってる印象を受けてしまい、かえって逆効果とも思えるのだが・・・
発表会に出席したJ.バーナードは、今年の夏で契約が切れるため、このマシンがフェラーリでの最後の作品となる。フェラーリは既に、バーナードのために建てたイギリスのデザイン事務所の閉鎖も決めており、新たにベネトンからシューマッハの希望でR.ブラウンを迎え入れている。今後はブラウンの手により、F310Bはシューマッハ・スペシャルとして改良がなされていくのであろう。
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