来年から金曜日が無くなる!?
Last updated, Aug.23 1996
GO BACK TO HOME PAGE
「Atlas F1」と言うモナコにあるホームページの情報によると、来年から金曜日がグランプリの日程から無くなるということが、F1に参加するチームが結んでいる「コンコルド協定」で決められた模様である。
今年から、予選が土曜の午後の一発勝負となった訳であるが、そのため金曜日の意味が薄らいだため、経費節約の意味からこのような話しが出て来たと思われる。しかしウィリアムズやマクラーレン、ティレルは安全面からこの案に反対している。
グランプリという「祭典」が1日短くなるのはやはり寂しい。しかし、最近資金不足でフォルティが撤退したように、近年のF1は資金が豊富でないとなかなか参加し続ける事が難しくなっており、徐々に参加チームが減少してしまう心配もある。今回協定では同時に、参加するマシン台数を最低でも20台にと言う事も決められたようで、やはり経費を節約して多くのチームが参加できるようにとの配慮とも取れる。一方でウィリアムズ等が言うように、練習走行の時間が減ってしまう分、危険度も増すと言うのも分かるし、どちらが得策かはなかなか難しい気がする。