日本サッカー、ハンガリーに逆転勝ち!


Last updated, Jul.27 1996

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 アトランタ五輪サッカー予選D組、ここまで1勝1敗で来た日本は予選最後の相手ハンガリーと対戦。前半は1−1で折り返すが後半開始早々カウンターでゴールを割られ1−2と苦しい展開。この後圧倒的にボールを支配するも決定力不足でなかなかゴールを割れない。そしてロスタイム。応援していた側があきらめかけたその瞬間、前園のCKを代わったばかりの上村が頭で合わせて同点。さらにその1分もたたないあいだに伊東が右を切り込みセンターリング。それを前園が足で押し込みとうとう逆転してそのまま終了のホイッスル。日本が奇跡の大逆転勝利で予選を2勝1敗の成績で終えた。
 しかし、同時に行われたブラジル対ナイジェリア戦でブラジルが1−0で勝ったため3チームが2勝1敗で並び、得失点差で日本は3位となり決勝トーナメント出場はならなかった。

良く勝ってくれた!
 ほんと奇跡的な勝利だった。今日は大量点で勝たないと予選を突破できない日本は攻撃的な布陣。選手の攻撃への意識が高くボールの支配は日本が完全に握っていた。しかし前半早々と後半早々の悪い時間に点を取られ苦しい展開。そして、ブラジルが1−0でリードも知っていたにもかかわらず、良く最後まで諦めずに攻めたと思う。そしてまさかのロスタイム2得点で逆転勝利。決勝トーナメントには行けなかったが、予選で2勝1敗とは良くやったと思う。ただ苦言を言わせてもらうともう少し決定力が欲しい。これは日本サッカー全体の問題だと思う。今日もほしいチャンスを何度も潰していた。しかし、ホント良くやった。この経験を生かし次はワールドカップに出場だ!。