日本人ライダーが活躍している!
Last updated, Jul.24 1996
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21日の深夜何の気なしにテレビをみていたら、たまたまロードレースGP500イギリスGP(ドニントン・パーク)の放送をやっていた。しかし、翌朝五輪サッカーの日本対ブラジル戦があるのでさっさと寝ようと思っていたのだが、ふと見ると日本人ライダー2人が3位を争う好バトル演じているではないか。これは凄いや!と結局最後まで見入ってしまった。その2人のライダーは阿部典史(ヤマハ)と岡田忠之(ホンダ)。阿部は開幕の鈴鹿でなんと優勝しているのだが、その後は調子が悪く表彰台はそれっきり。しかし今回は完全復調を感じさせる走りでヤマハ・ワークスライダーのなかでトップの速さ。また岡田も1位、2位がホンダのワークスライダーのためその中では3番目だけど、前の阿部にピタリを追いすがりなかなか離れない。結局そのまま3位阿部、4位岡田の順でチェッカーを受けたが、日本人2人のバトルに思わず興奮してしまった。
それにしても、ロードレース界での日本人ライダーの進出は目覚ましく、同日行われた125ccクラスでも福留真紀(アプリリア)が2位に入っている。もともとマシンの大部分は日本の3メーカー製が占めているので、日本人が参加しやすいとも言えるが、最近はトップを争えるライダーも登場し、阿部は500ccクラス鈴鹿で優勝。現在ランキング4位である。やっぱり日本人にとって、日本人ライダーが表彰台を争うなんて見ていて断然面白い。
さて、F1では・・・。日本人ドライバーが表彰台を争うにはまだまだ程遠い。鈴木亜久里が1度鈴鹿で3位に入っただけ。今年は片山右京だけが参戦。右京も頑張っているんだけど、トラブルに泣かされっぱなし。F1でトップを争うには、"腕"もさる事ながら、良いチーム良いエンジンを獲得しないとなかなか勝てない。そんな速さそしてマネージメント力を兼ね備えたトップを争える日本人ドライバーがいつ現われるのか?。来年は純国産マシンで童夢が参戦の予定。更に98年からはブリジストンがタイヤを供給するし、ホンダも復活のうわさ。ハード面ではまたまた盛り上がりそうな日本勢。さて肝心のドライバーは?。ロードレースと同じ状況になるにはまだまだ時間がかかるだろうけど、まずは虎之介君に期待といったところか。