○1995年第14戦ヨーロッパGP最終結果
9月29日〜10月01日
ニュルブルクリンクサーキット(ドイツ)


シューマッハ7勝目。チャンピオンに王手。残り3戦、今の状況ではほぼ決まりか。
レースはスタート直前まで雨が振っていたため、ほとんどウエットタイヤでスタート。しかし、アレジだけはスリックを選択。それがあたり、他がスリックに履きかえる間に大きくリードを奪う。2位争いは、シューマッハ、ヒル、クルサードの三つ巴。ヒルは抜くのが下手でなかなかシューマッハを抜けず。その後のタイヤ交換のタイミングでヒルが2位になりアレジに肉薄。しかし、無理にパスしようとして接触、フロントウィングを壊し、ノーズ交換でタイムを大幅ロス。ヒルはこの周の後タイヤ&燃料補給でピットインの予定だったのに、なぜあんな無理をしたのか? その後、焦りが出たのかスピンアウトでリタイヤ。なんとも情けない結末。
それに比べシューマッハの走りは鋭い。残り2周でアレジを抜いたあたりは、強引ではあったが、切れ味鋭い抜きっプリであった。
アレジは、タイヤ・チョイスに成功し、かなりのリードを奪ったが、残り2周でシューマッハに屈する。残念!
レース自体は、半ウェットだったためかマシン差が出ず、バトルが多く展開され、見ていておもしろいレースだった。
また、来年のシートについてでは、前レース初優勝のクルサードのマクラーレン入りが決定。来年はおもしろくなりそう.....
次回はいよいよ日本GP。盛り上がり度が大いに心配される。

GO BEFORE PAGE     GO BACK TO HOME PAGE