勇者ゆたすけの冒険
●第16章●
「じゃあ、どんな生活が」


 前回からテンションがどんどん急降下しつつある冒険日記ではございますが(笑)、まあ、先は長いんだ。何とかなるっしょ(説得力の無い一言)。


 なぜ南の大陸へ通じる祠にローラの門などという名前が付いたのか? 今日はそんな話から入ろうと思う(いいから冒険しろよ)。

 竜王を倒しアレフガルドに平和をもたらせた勇者ゆたっちとその妻ローラ姫(詳細は「勇者ゆたっち ぶらり1人旅」を参照のこと)は、長い年月を経て遥か東の大陸(後のローレシア)に辿り着いた(んだと思う)。しかし2人は些細なこと(例えば「いつになったらパンツを履くの?」「それ、美味いのか?」「もういや、こんな生活」「じゃあどんな生活が良いんだ」(ナレーション)通販生活---みたいな展開)が原因で喧嘩してしまい、愛想を尽かしたローラ姫が1人でこの洞窟を通り抜けてムーンブルクへ逃げてしまった(のかも知れない)。しかし愛の力は偉大だ。知らず知らずの内にローラ姫ゆたっちのことが心配になり、再びこの洞窟を抜けてローレシアに戻り、その、あの、何と言うか、まあ物凄い勢いで愛し合い(アクセス数激減)、それでよりが戻った....ということなんじゃないかなあ。知らないけど(知らないなら語るな)。

 そんな思い出が詰まった(本当は違うかも知れない)ローラの門に、ゆたすけりんご君は足を踏み入れた。入口のすぐ側に老人がいて、2人に声をかけて来た。

ローレシア城の 南に
あるという ほこらには
ゆかれましたか?
  うわー。忘れてたー。
そこには わしの弟が
あなたさまの来るのを
待っているはず。
会ってやって下され。
  ぐぞおお。ぢぐぢょおお。
 今回から新たな展開に入れると思っていたのに、またまた東へ逆戻りじゃあ。おのれ、ハーゴンめ(逆恨み)。これもきっとあいつの呪いに違いない。そうだそうだそうに決まった。もう許さねえ。

 なんてなことを言いながら、2人は歩いて歩いて歩きまくって(って、本当はそんなに大した距離じゃないんだけど)、南の祠を訪れた。

おお 待っておりましたぞ!
このじいは 王子さまに
お教えすることが あります。
じつは この世界には 銀のカギ
金のカギの ふたつがあり
とびらにも ふたつの種類が。
まず 銀のカギを みつけなされ。
  もう持ってんだよーっ
サマルトリアの西
湖の洞くつの中に かくされている
という話ですじゃ。
  もう行ったよーっ
…へ? もう 銀のカギ
手に入れた ですと?
  さっきからそう言ってんじゃんかよーっ
いや さすが 王子さま。
おそれいったわい。
  まあな(威張るな)
 というわけで、来て損しちゃった(笑)。でも、この祠にも金のカギでないと開かない扉があるなあ。怪しいなあ。


 結局今回も冒険らしい冒険をせずに終わってしまいました。しかもイラストなし。次こそ南の大陸目指して頑張るようですので、今日はカンベンしてやって下さい(笑)。

 ということで、は本当に世界を救えるのか!? 次回をお楽しみに....。

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