最終更新日/Up Date : 12/04/2010
トスカーナ鉄道(Transporto Ferroviario Toscano:TFT)はトスカーナ州の内陸の都市アレッツォを起点に、北東のスティーアと南西のシナルンガを結ぶ2つの路線を持つ標準軌の電気鉄道です(元はLa Ferroviaria Italiana:LFIという社名であったが、現在は統括会社LFIの傘下の鉄道運行部門としてTFTを名乗る。路線等のインフラは同じLFI傘下のRFTが担当している)。この鉄道では100kmに満たない路線にも拘らず、2005年に導入された新型の部分低床電車"Elfo"(アルストム社製ミヌエットタイプ)から1920年代に製造された電気機関車の牽く客車列車まで、実にバラエティーに富んだ車両が現役で旅客輸送に活躍しています(他に蒸気機関車等の保存車両も有り)。
Transporto Ferroviario Toscano(TFT/RFT) : Arezzo - Stia 44.3km / Arezzo - Sinalunga 39.5km
※情報は全て2010年03月現在のものです。
朝霧に霞む田園地帯を一路Arezzoに向け走り抜けるトスカーナ鉄道の通勤・通学列車。先頭に立つ電気機関車は北イタリアにあったBribano-Agordo鉄道で使われていた1924年製造のLb.3を1960年にLFIで更新したEDz.13号機。
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