昭和１４年　　月　　日　逓信省長崎地方航空機乗員養成所　建設

昭和１９年　３月１５日　海軍が逓信省長崎地方航空機乗員養成所を接収

.　　　　　　　　　　　　　　大村空の分遣隊として開隊

昭和２０年　３月　１日　大村空より独立、練習航空隊として陸練操縦教育を担当

昭和２０年　５月　５日　第五航空艦隊・第十二航空戦隊に編入、中練特攻訓練を実施

昭和２０年　８月　９日　長崎市へ原子爆弾投下、附属海軍病院にて被災者受入

昭和２０年　９月２４日　進駐軍が諫早空兵舎に進駐（翌年９月まで継続）

長崎県漁連　集荷場

長崎県諫早市

諫早海軍航空隊　顕彰碑

建立の記

この地は、当初、昭和十四年、逓信省航空機乗員養成所付属飛行場として開設されたが、さきの大戦

のさ中、海軍に接収され、地元民の大きな犠牲と献身的協力による大拡張工事が夜を日についで行わ

れ激動の日々を航空機乗員の教育訓練から第五航空艦隊の特攻機要員の一翼を担っての作戦部隊

として、祖国存亡の空の護りに活躍した諫早海軍航空隊跡地である。

終戦とともにその翼を消して幾星霜、いまはすでにその俤を偲ぶすべもない。

戦友同士相諮り、全国同士の浄財によって茲に碑を建立せしは憂国の赤誠に殉じた防人たちの鎮魂

と世界恒久平和の祈りをこめて、忘れ去られんとする先人の偉業を顕彰し、永く後世に伝えんと希うた

めなり。

昭和四十八年五月二十七日　小曾根星堂書

海原にまた大空に散華せし　君等声なく幾春やへし

水道局　ポンプ場

長崎県諫早市

高架水槽

神風特攻隊

更新日：2009/08/02