特殊潜航艇 故地

Q基地

 

大迫海岸

広島県安芸郡倉橋町

特殊潜航艇基地 大浦突撃隊 大迫支隊跡碑

碑文

大東亜戦争方に酣に敵の反攻頓に熾烈を加ふる昭和十九年四月 海軍は此処に機密訓練基地を設け 

対岸大浦崎の特殊潜航艇P基地に呼応してQ基地と称す 同年七月第一特別基地隊の編成なる おのの

麾下に入り二十年三月大浦突撃隊大迫支隊と改称 決死報国の将兵二千を聚む処 是碧河清冽の地 

隊員維悉純忠の士 朔風炎熱を冒し 敵必滅の戦技を練り 勇躍出撃せる若桜又少なからず 然るに同

年八月忽として終戦の詔を拝し 整然隊を解く 爾来五十余星霜 茲に往時を追懐し名碑を刻して後世に

伝ふ

 

特殊潜航艇基地 大浦突撃隊 大迫支隊跡碑

 

桟橋の遺構

 

桟橋の遺構 (後方左:P基地

 

特殊潜航艇

更新日:2010/03/28