第132 震洋特別攻撃隊

土佐清水

 

越湾

高知県土佐清水市

震洋基地が設営された海岸

 

震洋格納壕@

 

震洋格納壕A

 

震洋格納壕

 

  

震洋格納壕B                                   震洋格納壕C

 

  

震洋格納壕D                                   震洋格納壕E

 

震洋特別攻撃隊基地跡之碑

碑文

1945年(昭和20年)6月、米軍の本土上陸に備えて、ここ越湾に特攻部隊が配置された。

二人乗り合板艇の艇首に250キロの爆薬を装填して、敵艦船に乗員諸共体当りする震洋

特別攻撃隊である。

全隊員171名中、艇搭乗員は48名、主として17歳の少年達であった。

戦況の緊迫につれ、再三出撃待機命令が出されたが、出撃には至らず終戦を迎え、若い

命が九死に一生を得たのであった。

ここに現存する洞穴は、この震洋艇の格納壕である。

二度と繰り返してはならない戦争の惨禍が風化されつつある今日、戦後60年の節目にあ

たり、この壕が永く保存され、恒久平和への道標として、生きた教材となり語り継がれること

を念願し、茲にこの碑を建立する。

2005年(平成17年)3月吉日  元第一三二震洋特別攻撃隊基地跡保存会

 

震洋の海/越湾

 

震洋特攻隊

更新日:2009/10/06