第134 震洋特別攻撃隊
大月柏島
柏島
高知県幡多郡大月町
柏島
特攻震洋基地跡碑
碑文
太平洋戦争の末期昭和20年6月本土決戦に備え特攻震洋隊員48名がここに配置されこの丘の麓の
6本の横穴に震洋艇24隻を格納し迎撃の機会を待った
危急存亡の時に当たって決死殉国の盟を結ぶ若い隊員の真心とこれを優しく見守って呉れた島の人び
との温情は筆舌に能く表す事が出来ない以来43年戦後の悲惨な荒廃から立ち上がった日本の今日の
繁栄は当時生き残った青少年の力に因ることが大きい
各地の特攻に散華した多くの英霊に無限の感謝を込めて冥福を祈ると共に永遠の世界平和を願う一つ
の灯火として茲にこの碑を建てる
昭和63年10月吉日 元第134震洋隊搭乗員有志
震洋基地跡の海岸
震洋の海/柏島漁港
更新日:2009/10/06