第二国分

 

 

第二国分海軍航空基地

略歴

昭和19年       完工、国分空の拡充目的ではなく本土決戦に備えた飛行場として建設

昭和20年 4月 6日 神風特別攻撃隊 第一八幡護皇隊(宇佐空) 沖縄周辺艦船攻撃

昭和20年 4月 6日 神風特別攻撃隊 第一正統隊(百里原空)  沖縄周辺艦船攻撃

昭和20年 4月 6日 神風特別攻撃隊 第一草薙隊(名古屋空)  沖縄周辺艦船攻撃

昭和20年 4月12日 神風特別攻撃隊 第二草薙隊(名古屋空)  沖縄周辺艦船攻撃

昭和20年 4月28日 神風特別攻撃隊 第三草薙隊(名古屋空)  沖縄周辺艦船攻撃

昭和20年 4月28日 神風特別攻撃隊 第二正統隊(百里原空)  沖縄周辺艦船攻撃

昭和20年 5月25日 神風特別攻撃隊 第三正統隊(百里原空)  沖縄周辺艦船攻撃

昭和20 年6月 3日 神風特別攻撃隊 第四正統隊(百里原空)  沖縄周辺艦船攻撃

 

昭和47年       基地跡の一部が鹿児島空港として開港

 

上床公園

鹿児島県姶良郡溝辺町

特攻の碑

碑文

大東亜戦争の風雲急を告げる昭和十九年 十三塚原海軍航空隊では劣勢の戦局を挽回すべく軍民一致

協力して日夜を分たぬ突貫工事をもって特攻基地を建設 昭和二十年四月六日から数回にわ たり沖縄

周辺に迫り来る敵機動部隊に対して勇猛果敢なる体当り攻撃を敢行 二百余人の若人たちが眦を 決し

て雲流るる果て再び還ることのない思いを胸に決然と壮途につき 祖国日本の危急に殉じたのである

即ち名古屋空 百里空 宇佐空など海軍航空隊の精鋭が 燃ゆる血潮を君国に捧げて 悠久の大義に

散華した戦士の魂魄を鎮め 以って祖国のとこしえの平和を希うとともに 之等勇士の偉業を称えて

ここに之を建立する

 

特攻の碑

 

鎮魂 神風特別攻撃隊 戦死者之英霊

 

特攻隊戦没者遺族の会 慰霊植樹

 

追悼歌碑

碑文

白雲にのりて 君還りませ さくらのそよ風 菊のかおり

あなたの守り給えるふるさとは いま 平和に満ちています

 

追悼歌碑

 

滑走路の破片

 

バレルバレープラハ&GEN

鹿児島県姶良郡溝辺町

 

十三塚原特別攻撃隊慰霊感謝の碑

建立趣旨

空港の町溝辺町は第二次大戦中海軍航空隊第二国分基地として純粋な祖国愛と使命感に燃えた

英霊達が飛び立っていった魂の故郷です。今でもその滑走路跡が空港の片隅にひっそりと残さ

れています。この空港から二百十七余の若人が日本国を守るために自らの命を犠牲にされたの

であります。この鎮魂の碑は当地を見下ろす上床公園に建立されその慰霊祭は毎年四月に盛大

に開催されております。

さて、当バレルバレープラハの地下にはこの特攻基地の地下壕が今も現存しております。これ

まで毎年八月十五日の終戦記念日には弊社内にてしめやかに慰霊祭を執り行って参りました。

この度ご縁をいただきまして弊社内に英霊の方々への感謝の碑を建立することに致しました。

日本国の繁栄、鹿児島空港の繁栄、そして当社の繁栄もこの基地と英霊を抜きにしては考えら

れません。更には第二の国難といわれる現在の日本経済の危機的状況、道徳の乱れを考え、日

本国を守るために華と散った英霊の方々への感謝の気持を明らかにして原点に立ち返り、誰が

作った平和か、誰が礎となった繁栄かを再度検証するために、この碑を建立致します。

平成十四年八月十五日  霧島高原ビール 代表取締役 山元正博

 

神風特攻隊

更新日:2013/08/04