岸和田空襲
岸和田市には大軍需工場・軍事施設等が無かった為に大空襲は無かったが、阪神方面の大空襲の余波として
少なくとも5回の空襲被害に遭い、計12人の死者を出している。
昭和20年 3月 4日
神戸大空襲に向かったB29の一部が、岸和田市域の海岸部や山手地区に投弾。
昭和20年 3月17日
神戸空襲に向かうB29の一部が、岸和田の山手地区に焼夷弾を投下。
昭和20年 6月26日
大阪大空襲に伴うもので、1トン爆弾が岸和田警察署管内に着弾したというが、被弾地点や被災の詳細は
不明。
昭和20年 7月10日
未明、堺大空襲に伴いB29が岸和田市役所上空付近で投下した焼夷弾が強風に流されて海岸一帯に落下、
死者6人・焼失家屋約130戸の被害を出した。
更に同日午後、市街地から海岸線一帯でP51による機銃掃射攻撃があった。
昭和20年 8月 8日
朝、P51による機銃掃射で、春木の航空機エンジン部品工場が被災し、死者2人・重傷者2人の被害を出した。
久米田寺
大阪府岸和田市
靖霊殿(空襲被災者を合祀)
靖霊殿(空襲被災者を合祀)
更新日:2012/06/02