銀河部隊
第七六二海軍航空隊
昭和１９年 ２月に新規編成された陸上攻撃部隊。主に「銀河」部隊を主力として、昭和１９年１０月の
台湾沖航空戦に参加。 攻撃第五〇一飛行隊を指揮下に置き、比島決戦や沖縄決戦にも参加した。
攻撃五〇一飛行隊
第七六二海軍航空隊の指揮下の航空隊。一部は美保基地に派遣され、昭和２０年 ６月８日夜、２１
日夜に出撃し敵艦船に対して雷撃を敢行。
その後、７月５日に飛行隊の全体が大社基地に移動され、７月２５日、８月６日、７日、８日に敵機動部
隊に対して攻撃が行われた。
国有地
島根県簸川郡斐川町
海軍大社航空基地 滑走路跡
出雲大社
島根県西伯郡大社町
碑文
昭和二十年六月、新鋭陸上爆撃機銀河を保有する第七六二海軍航空隊は祖国防衛の任を受け、其の
司令部及び攻撃第五〇一飛行隊を本県直江町所在の大社基地に、攻撃第四〇六飛行隊を鳥取県境港
市所在の美保基地に布陣せり。
同年八月終戦に至る間、当隊は本土侵攻の敵機動部隊、沖縄方面の敵基地及び艦船攻撃の主力として
勇戦敢闘し、多大の犠牲にも屈せず、克く其の大任を全うす。
茲に終戦四十周年をとし、誇り高き部隊及び基地の名を留め其の赫々たる武勲を讃伝せんとす。
更新日：2007/07/22