究極の選択

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スキーとあまり関係ないのですが、
走る話なのでオフトレということにします。

東京に出張して、長いホテル生活とか、
マンスリーマンションに入ったりとかしながら
生活していた頃の話です。

毎日終電がなくなるまで仕事をしてました。
終電の時間は、23:50くらいでした。
IT業界なら普通です。(びっくりせんといてね)
が、毎日タクシー代は経費で出ません。
そこで、ホテルまで走って(ジョギング)帰ることにしました。
Tシャツ、短パン、ジョギングシューズを会社に持って行き、
退社時に着替えて帰るのです。
距離は、4〜5kmでしょう。
私の脚で25分くらい。(遅いよー)(屍)
もう一人、私より元気な人がいて、
お互いマイペースで別に走ってました。
別のもう一人は、走るのはしんどいから歩いて帰る、と(笑)
その人は、朝の出勤のときも歩いてました。
夜走る二人は、朝は電車かホテルの送迎バスです。
周囲の人達からは「アホか?」と言われていたのも事実です。

私の場合、2週間に一度の週末に松山に帰って、
県内のゲレンデにスキーに行っていたという、
アホでした。
スキーヤーは私一人。
もう一人はバスケットをやってました。
会社の体育館で毎日汗だくになってボールを追っかけてました。
まあ、実際のところ、私は毎日走っていたわけではなく、
しんどいときは歩いてました。(タクシーは使わんのね?)
雨が降ったら、みんなでタクシー相乗りです。
面倒なので会社に請求はしなかったのじゃないかな。

よくそんな生活を長期間(4〜5ヶ月)
続けられたものだなと思いますが、
ここが話の核心の「究極の選択」です。
「仕事による過労が原因で死亡。」
という話をニュース媒体でちょくちょく聞きますが、
死亡までいかないまでも体を壊す人は多いです。
毎日ドリンク剤を飲んで頑張って、
体を壊したら意味ない。
私はドリンク剤は飲みません。
で、究極の選択
@仕事による過労で倒れる。
A仕事による過労で倒れる前に、肉体疲労で倒れる。

これはAの方が絶対にいいです。
肉体疲労で倒れている間に過労も解消できます。
つまり、倒れないと休めないような状況に
追い込まれていたということです。

実際、朝起きられないで、
上司未承認の午前半日休暇をとったことが、3回くらいありました。
会社員のくせに、朝ねぼう?(汗)
いや、これは大事ですよ。
このおかげで体が助かったと思ってます。

仮に、夜走らなかったとして、
その他同じように生活できますかね?
私の経験から言うと、帰宅後も仕事のことが気になって、
頭がキンキンに冴えた状態で不眠になります。
つい1〜2時間くらい前まで仕事をしていたのだから、
頭は仕事モードから抜けていません。
体が疲れていたら、睡眠薬でも飲んだかのように
(飲んだことはないけど)
スルッと寝てしまい熟睡できます。

健康的な生活とは決して言えないけれども、
ひどい状況に追い込まれながら最低限の自己防衛はしてました。

こういうことを、何人かの人に話したことがあるのですが、
その中の一人に言われました。
「意外と激しい性格ですねー」
ああー、激しいって初めて言われたけど、そうよねー。
激しくないとアホみたいにスキーに行けんよねー。
2009/06/06

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