「2時間トライアル大会」とは?
毎年、2月の第一日曜日に福島県の裏磐梯高原で開催されているこの大会は、
決められた2時間にどれだけの距離を走ることができるかに挑戦するものです。
こういったタイムトライアル形式の大会としては、この大会が日本国内では1983年に初めて開催された
という歴史を持っているそうで、今年で19回目。
1周3キロのコースを周回した回数(大会委員がスタート地点で計測)と停止した位置(自己申告)の合計
が自分の総滑走距離となります。
コースにはトレイルも1本入り、走法はフリー。ゆっくり歩いてもいいし、記録に挑戦してもOK。
主任研究員はスケーティング。所長はクラシカルでがんばります。
男女・年齢別のクラスごとに上位入賞者・ブービー賞・高齢参加者(今年の最高齢は84才)・遠距離からの
参加者(今年は大阪の方)・ファミリー賞などの表彰が大会後の表彰式で行われます。
最後にお楽しみ抽選会もあって、和気あいあいとした雰囲気です。
ちなみに、世界の最高峰のタイムトライアル大会はイタリアのピンゾロ大会。なんと、24時間です。(これって
寝ないってこと?)
詳細の情報と記録はこちら公式ホームページへ
うふふ。今年もペンションのおいしいご飯が楽しみだよ〜ん
レース途中のドリンクサービスで今年はチョコとかバナナも食べてみよっかなあ〜
(↑一体、目的は何なのでしょう!?)
豪雪らしいし、またまた激寒かな?
今年はぜんぜん体動かしてないし(ちなみに去年の大会頃は自転車通勤してました)う〜ん。
2月2日 裏磐梯へ出発
<雪いっぱいの裏磐梯>
東京駅から新幹線で郡山まで1時間半。郡山で磐越西線に乗り換えて猪苗代まで40分。
毎年お世話になっている自然志向ペンション「萌実の季」のオーナーさんがお出迎え。
第一声は「今年は雪多いんですよお〜」。
猪苗代から約30分、裏磐梯高原までの道脇には除雪された雪がほんとに
山のように積まれていました。もうそろそろ雪を置く場所が無くなってきているそうです。
車窓からそんな外を見つめながら、とにかくお天気が気になる2人でした。
2月3日 大会前日
<ワックスがけ>
朝方、窓に雪が吹きつけるような音を聞いたような気がしたのですが、起床すると天気は曇り。
風も吹いているようです。ペンションのダイニングの窓の外の寒暖計はマイナス2.5℃。
とにかく今日は大会コースの国民休暇村XCコースで練習しなくちゃあ…というワケで、
朝食後に早速スキーのワックスがけ。XCでは、気温と雪温を読み、滑走性を高めるために
ワックスを塗らなくてはなりません。しかし、ころわん総研では、年1度のこの大会前日と当日
ぐらいしかワックスは塗らないので、所長はいつも手順を忘れます。(トホホ…)やり始めると
アイロン使ったりして結構楽しいんだけどね…。
<迷カメラマン>
ワックスがけも済み、10時半頃コースへ向けて出発。ペンションからは雪が無ければ徒歩5分ほど。
途中、曽原湖の有名な写真撮影スポットを通ります。毎年、ここにはアマチュアカメラマンがたくさん
三脚を並べているのですが、この寒さでさすがに今年は1人もいませんでした。そこで、所長がいつも
皆さんがねらってるあたりの風景を撮してみたのがこの写真。う〜ん。
「雪と氷と光」(そのまんまのタイトルだ!)
「凍てつく曽原湖」(もう少し下からのアングルの方が?)
<今年のコースは…>
休暇村について、まずは大会と同じ3qコースを1周。
今年は、休暇村新館建設工事のため、いつもと反対周りとのこと。とにかく風の強い中、スキーを
滑らせてみました。が、しかしワックス塗ったのにあんまり滑らないよお。おまけに、風のために
地吹雪のような状況。きゃ〜さぶ〜!!! 気温-4度。
ところどころの木の枝には小さな雪のかたまりがちょこんと乗っているのを見ることができます。
ころわん総研ではこれを雪トトロと呼んでいます。

雪トトロ
また、赤い木の実も一面真っ白な雪景色の中に映えてとてもきれいでした。

ここはコースも整備されていて、アップダウンも少なく、一面の雪原が開けたあとにはハンの木の
林の中を滑ったりと景色も素敵で何度滑っても良いところです。
な〜んて、寒さに耐えながらも思っていると、いつもと比べて後半は登りが多く、ひえ〜っという
感じ。1周でかなり疲れたあ!
<早々に練習終了>
大会受付でゼッケンと参加賞(靴下2足セットと小さくたためるトートバッグ)を受取り、昼食を
済ませ、ロビーでお茶をしましたが、例年ならこの時間は「いやあ、お久しぶり。今年もよろしく」
な〜んて人たちでいっぱいなのに今年はチラホラ。何と、風雪で高速道路と鉄道がストップ。
やはりこの風は止みそうになく、もう1周してコースを確認した後、ショートカットコースを滑って
少し練習して早々にペンションへ。これにて本日の練習終了。
さて、明日の目標は?
う〜ん、後半の登りがねえ〜。10qってとこかな。
とにかく、エントリーしてるクラスの中でビリにはなりたくな〜い!
もう、バテバテ。20qがいいとこかなあ〜。
<夕ごはんカウントダウン>
スキーなどでお泊まりした場合、所長は「夕飯まであと○時間○分!!」と騒ぎます。
だって、体動かした後、お風呂でさっぱり〜。も〜お腹はペコペコ状態なんだもん。
これを「夕ごはんカウントダウン」といいます。
そして待ちに待った夕食の時間がやってきました。
今回も前菜からデザートまですべてが美味しく大満足でにっこにこの所長なのでした。
お腹がいっぱいになった後はまた明日に備えてワックスがけ。この時、玄関にわんちゃんが。
ここ「萌実の季」はペットOKのお部屋(しかも1棟貸し)があり、最近は人気だそうです。
その日の夜は疲れていつのまにか寝てしまいました。
2月3日 大会当日
<午前9時30分・花火でスタート!>
今日は昨日よりも天気がいいみたい。ラッキー。
ちょっと足慣らしをしたら、昨日よりスキーも滑るようだし…よかったよかった。
ぞくぞくと参加者が集まって、9時から開会式。諸注意を聞きながら少しづつ緊張してきます。
5分前にコースに入り、主任研究員の「ね、そろそろかな?」の言葉に所長が時計を覗いた瞬間
「ドーン!!・バチバチバチッ!」という花火が鳴り一斉にスタート。
「じゃ、後でね!」と2人とも滑り出しました。350人もの人が一斉にスタートするので、スタート地点から
100メートルは全員ダブルポールストロークというきまり。所長はクラシカルなので、スケーティングで
滑る人の邪魔はしないように、でもトレイルの自分の前の人は追い越したいし…と毎年この出だしで
ちょっとイラつきますが、いかんいかん、今年はコースも逆で登りもあるし、と自分をなだめつつ、結局
1.5q付近まではのんびり歩きました。でも、そんな私達クラシカル組とは対照的に、1.8q付近で早くも
2週目を滑ってるトップの選手達に抜かれるんです。やっぱりすご〜い!
薄日も差してきてお天気はバッチリ。風もないしね。
その後、何人かを抜いて1週目を終える頃、前後にあまり人がいなくなって自分のペースをつかみます。
ちなみに所長の場合、今回は1周目のラップタイムが40分弱。去年までは30分弱だったのに〜。
主任研究員は21分。これまたショックだった様子。
その後、所長2週目の中盤と3週目の後半の所で主任研究員が「ひょんひょんひょんひょん!」(なんで?)
と声を上げて横を抜いていきました。
今年は途中、立ち止まってデジカメを構えてる方も何人か…HPとかに載せるのかなあ?
所長は大会と関係ないXCツアーの方に途中「どの位滑るの?」「がんばって!」と声を掛けて
いただきました。下手でも遅くても一生懸命滑ってるので、とにかくうれしい!
汗でグローブの中も濡れてきたけどがんばらなきゃ。
<午前11時30分・花火で終了>
所長が3周を過ぎた時点で残りは15分くらいでした。
「目標の10qはいける!」と思い、これはクリア。こうなったらめいっぱいがんばるぞ!と
必死に滑ったのですが、頭の中はちょっと複雑…。1.5qを越えると後半のあのつらい
登りを登って帰らねばならぬ…そうこうするうちに1.5q通過。1.7q手前で
「ドーン!」終了の花火。あ〜終わった〜。疲れたあ〜!と、思ったら、力が抜けるは体は痛いわで
ゴールまで帰るのにバテバテ。主任研究員も心配するほどのスローペースでスタート地点に
戻りました。
お疲れさま!!
終了後のゴール付近
<結果発表>
毎年、レース終了後は休暇村のお風呂に入り、昼食後に表彰式。
今年の総合1位はなんと、中学2年生の少年。将来が楽しみですね〜。
毎年、小中学生の活躍はすごいのですが、今年も小学生は52人がエントリー。
さすがに今年は逆回りコースという関係で、記録は皆さん例年より悪かったようです。
う〜む。
所長は10.7q(25才以上35才未満女性12名エントリー中6位)
主任研究員18.5q。(35才以上45才未満男性77名エントリー中44位)という結果でした。
練習も日頃の運動もほとんどしなかった今シーズン、こんなものかな…。
さて、所長の最後のお楽しみは表彰式後のじゃんけん大会。
一昨年は「みさき亭」(TVでも度々紹介される裏磐梯で有名なパン工房)のパン1本をGetしました。
そんなワケで表彰式終了までいたかったのですが猪苗代までのバスの時間の関係で、
表彰式途中で帰路につきました。
<お初の2階建て新幹線>
帰りは郡山から初めて2階建て新幹線Maxに乗りました。
と言ってもその1階。とほほ…。
しかし、この1階って、ホントに景色は見れないし、口開けて寝てられないし
(停車駅でホームの人に見下ろされるので恥ずかしい(^^;)
けれどMaxは座席も座面と背もたれの両方が動くし、なかなか快適でした。
にもかかわらず、東京駅に着いた時には体は固まっていて、早くもひどい筋肉痛の兆しがっ…。
思いっきり疲れたけれど、今回も終わってみれば印象に残る大会でした。
大会運営の皆様、ありがとうございました。
いっつも大会が終わると思うんだけど、もう少し上手に早く滑れるようになりたいよお〜。
(でも、毎年すぐこの気持ちを忘れちゃうのよね…)
運動不足&練習不足でした。反省!!